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動機づけ面接のスキル

「福祉現場で役立つ動機づけ面接入門」No13

 おはようございます。しとしと雨降りです。

 今日から動機づけ面接の要のスキル(だと思う)、OARS:オールズに入ります。どんな方法論にも、要のスキルはあります。もちろん、それは、本書からだけでは学びきれないとは思いますが、まずは、頭で理解しようと思います。

ピラミッド

 まず、動機づけ面接のスピリットとして、PACEという考え方が土台としてありました。クライエントと協働し、クライエントを受容し、そして、思いやり、変化を引き出すスピリットを持つこと。これは常に意識する。

 そして、面接のプロセスとして、かかわりを作って、変化したい気持ちを焦点化し、引き出し、具体的に変化に向けた行動を計画する

 ここまでをボートの川下りに例えると、まず、ボートという乗り込む土台を作り(PACE)、4つのプロセスを経てゴールに向けて川下りを始める。もちろんそれだけでも川下りはできるでしょうが、それはどこか危なっかしい印象を与える。そう、自分の中に推進力が足りない…。すぐに不安になってこぐのをやめて、川岸に戻って、ボートから降りてしまう…。

不安

 そこで、OARS。これは、ボートをこぐ櫂(かい)のことを意味するそうです。一番上の図のように、ボートに沢山のこぎ手を作っていくために、有効な質問や、やり取りをしていく。

 明日からは、このOARSというスキルについて見ていきましょう!!

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