クライエントに気持ちを語ってもらう
「福祉現場で役立つ動機づけ面接入門」No14 OARS-1 開かれた質問
おはようございます。良い天気!!気持ちいいですね。
今日は、動機づけ面接の要となる4つのスキルの1つ目、開かれた質問(Open question)について見ていきましょう!!
質問の種類
まず基本的な所から。
質問には、「開かれた質問」と「閉じた質問」があります。
閉じた質問は、相手は、「はい」や「いいえ」で答えられる質問です。
「趣味はありますか?」「はい」
みたいな感じですね。更に、限定された質問も閉じた質問に入ります。
「どんな趣味ですか?」「アニメ鑑賞です」
とかですね。これらの質問は、くらの情報を集めるのに役立ちます。しかし、この質問を繰り返すと、質問された人は、問い詰められているような気持ちになってしまう。そこで、開かれた質問です。これは、答えが限定されず、クライエントが自由に答えられる質問のことです。
「特に好きなアニメはありますか?」「○○です」「○○のどのような所が好きですか?」「SFがすごくて…」
みたいな感じでしょうか。もうこうなったら、クライエントは、想像を働かせて自分の世界を語り出しますよね。
開かれた質問の意義
それは、もちろん、自分の世界を語ってもらうこと。
もちろん、ここでは動機づけ面接の文脈ですので、チェンジトークを引き出す開かれた質問が有効でしょう。例えば、
「支援を受けたいと思っていらっしゃいますか?」「はい…」
という閉じた質問よりも、
「どのような支援をお受けになりたいとお考えですか?」「それは…」
という開かれた質問の方が、クライエントの変化を望む本音が透けて見えそうですよね!!
これは使える!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?