表と裏

職場の上司に課題提出を求められる。

研修の一つとして
1度提出したがさらに詳しくと言う事で再提出。
通常の仕事も忙しい。
仕方なくリサーチに切りかえて職場の方の意見をまとめることにして仕事の合間に聞き取りをした。

1人目
「…の時代は…という考えが基本で…」
2人目
「大正時代の文学者で言うと…料理で例えると…」

共通認識がまとまった所で、後は紙に書いて提出したしようとしたが紙がない。

紙を探していると上司が4m程の距離から大きな声で「あー。もう提出時間がおしまいですよ」と言う。
上司の元に近寄ると提出用紙にコメントが書かれた状態で渡される
先程と同じ声量で「時間を守れないのは駄目です。でも頑張っているようだから次回からしっかり提出してね笑」声は優しく笑顔だ。

上司は男性で禿げててひょろっとしている。

上司の後ろから先程質問に答えてくれた1人目の人が提出用紙を覗いた。
すると上司は表情と目付きが鋭くなり紙をすかさず私に渡した。

私は座席に戻りせっかくなので内容をまとめて提出しようとした。

紙には上司のコメントが書かれていた
【こらっ楽しそうにお喋りしてるんじゃねぇよ】殴り書きで私の書いた文字の上から記入してある。