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言葉、会話について

我々はつい「あれして」「これして」と簡略化して喋ってしまう。これは人によっては「何のことだろう?」と意志の食い違いを生む。

それが発達さんだと、もうなんの事やらてんやわんやになっちゃいます。なので 、

テーブルの、上の端に置いてる、青い、封筒」

と具体的指示してもらわないといけません。他には比喩表現や冗談が通じないと言う特性もあります。大阪人が良く言う「飴ちゃん」みたいな擬人化も分からないかも知れません。

こう言った会話中の言葉のトラブルを改善するため、合理的配慮が必要だと言われています。先程私自身も発達さんの特性と言いましたが、果たしてそうでしょうか。定型さんでも伝わらないことも結構あると思います。程度はそれぞれありますが、それは誰にでも言えることです。重苦しい、合理的配慮と言う言葉じゃなくて、

気遣い、思いやり、優しさと言った人が元々持っている相手に対して考えるということではないでしょうか?

これは現在の日本では失われつつある感情かも知れませんね。

コミュニケーションに限らず、なんでも難しく考え過ぎてしまう、障害者の人だから分からないではなく、誰もが当たり前に持つ感情を思い浮かべれば、定型、発達と区別なく付き合っていけると考えます。もちろん特性については理解は必要ですが、そこに囚われていては前には進みません。逆に発達の人もわかってもらえないよね、と壁を作らず接していけば、互いにもう少し歩み寄ることができ、暮らしやす社会ができるかなと希望を込めて、今回の記事を締めたいと思います。

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