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カービングターンでギュンギュンするにはどうするん?ってはなし。YouTube動画の動きを動作分析

カービングターンしたいぜっていうことで、カービングターンってどうするん?っていう記事を前シーズンに書きました。

CurveでなくCarveですけどね。
ま、ちらっと調べると、だいたい、ドヤしていることが多いので、自分もドヤしておきます😎

で、Carve、つまり彫るターンをするのはなんで良いかみたいなのは、自分の板で雪面を彫りつつそこに圧をかける方法でターンする方法なんですが。
今シーズンは、カービングターンで加速したいんですわ👍

というわけで、一流の方たちが教えてくれていますんで。日々、動画を見ながら自分にインストールしたい!
っていうオススメ動画を紹介させてください🖐

#HAKUBAHUCK  さん 1
というか 福島格さん

中級者代表ロッヂさんが、超一流のスノーボーダーさんに教えてもらうやつ
いたるさん。めちゃウマイ。

#HAKUBAHUCK  さん 2
というか橋本謙太さん

これも中級者代表ロッヂさんか、超一流にならうやつ。
ケンタさんの、膝をクイッてやふ加速の方法。
くぁー ただ、ケツを雪面につけるようにするだけでなく、加速できるのってめっちゃめちゃかっけーってなります。

#p -canfactory さん

ブレーキを、ターンに活かすっていう概念。勝手に抱いているイメージをぶっ壊すやりかた。
谷口さんの消えるターン
👍

#いぐっちゃん 。 さん
というかラマさん

界王拳!ターン中に弧を変える。これまた、概念の再構築になる話。

#ナッチューブ  さん

途中から明らかにターンが変わる方法
やっぱり、力が伝わる位置が大事!
なっちゃんウマイ‼️そしてダックスタンス🙆‍♂️

#rama109  さん

切り替えす時に、逆エッヂを使う方法でギャンギャンに!あ、ギュンギュンだけど。
このグッて雪面にぶっ込む感じでこの動きが出すとすごいんだわ。
まだ、なかなか体現ムズイんだけど💦

いやースゴい。
ターンで加速する感じがねぇ。
バイクでカーブする時とかチャリンコでカーブする時も、この遠心力に魅せられるんですなー

ボードやらなくても、チャリンコでもターンをギュンってしてほしい🤣
めちゃオモロいから。

ま、ここまでの動画みれば、カービングターンが進化するのは間違いない!です!

ここからは、動作をどう捉えるかっていう点で理学療法的に考えてみます🙇‍♂️

理学療法的にどう加速させているのかを考察してみますー


めちゃうま超一流スノーボーダーさんたちの動きをみていると、同じような動きをしている。
にもかかわらず、伝え方がみんな違う。

ターン中の動きをみてみましょか。
すると、共通点がみえてきますよねぇ☝️
①カーブで加わる遠心力に対する向心力を発揮する。
②加速するために、カーブ中に半径を急激に短くすると遠心力が強くなります。これに対応すると速度があがります。
ちょっと計算してみましょ。

カーブは、図のように完全な円ではないです。
ですが、カーブの頂点では、図に示すように外側に向かう遠心力に対抗している向心力を、生み出す必要があります。

向心力 = mrω2 =遠心力=mv2/r
でないと釣り合いがとれないので倒れてしまいます。
※ωは角速度 

スピードvの値が大きくなるほど、遠心力に耐える向心力が必要になります。
つまり、体重60kgの人が半径10mのカーブを時速20km/hでカーブすると、60×20×20÷10=2400
30km/hでカーブすると、60×30×30÷10=5400
つで倍以上耐える力が必要になります。

で、急激に半径を小さくすると。
20km/hでカーブすると60×20×20÷10=2400だったのを半径を10m→5mにすると。時速Akm/hどうなるかというと。
2400=A2÷5なので、34.6km/hくらいになるんですねぇ。

なんか、理学療法的に考えるつもりが物理的になってしまいました😎

理学療法的な考察な戻りましょか。

①カーブで加わる遠心力に対する向心力を発揮する。

ここを、どうするかは前シーズンに書いてた記事を参考にしてもらいたい!

この時は、どちらかというとどうやって板を立てるかってところで。
スノボのビンディングのフォワードリンをいかに押すかということと、ダックスタンスの場合は後ろ足での体重のかけ方が大事っていうことを書いていました。

この時からの、自分の中でのブラッシュアップと今回のYouTube動画からみてとれるのは、ナッチューブさんのジャンプができる姿勢というのが最大のヒントに、なると思っています。

ダックスタンスでは、静止立位よりも少しだけ足先の向きを外側にします。12-15度程度。
足部の上に膝関節と股関節が位置しないと、足下への力が発揮しにくくなります。板の上にいる時の前後の位置関係が大事になります。

ヒールターンでは、前脚の下腿後面でフォワードリン倒すために前方へ重心を移動したままとなりやすいので、カーブ最大弧の時には少しだけ後足踵で踏むことを意識したいです。

また、膝関節伸展の筋出力は最大にするには足関節背屈にすると良いと言われています。足指を上げるようなすると爪先側のエッジをしっかりた上げることができることと踏ん張る力は発揮しやすくなります。

フロントサイドターンでは、爪先側のエッジを噛ませるために爪先で体重を支えます。実は、足関節底屈している方が膝関節伸展の最大筋出力は発揮しにくくなってしまいます。なので、膝関節伸展位にしておいた方が遠心力に対抗する力は発揮しやすくなります。
ですが、身体を小さくしてターンしたい!ってなった時は、より力を入れるようにした方が良いと思います。このフロントサイドターンでも、後ろ足の荷重量には注意を払っておきたいです!

②加速するために、カーブ中に半径を急激に短くする。

ちょっと、動作分析的にみてみます。
HAKUBAHUCKに出ていた、超一流スノボーダーのイタルさん、ケンタさんとp-canの谷口さんは、伝え方は違うものなターン半径を短くすることを提案していました。ラマさんは、ターンの切り返しについてできたね☝️

イタルさんは、後ろ足に体重を乗せることで、板を弾きつつ行っていました。ヒールターンの場合は踵重心でのオーリーも加速に使ってました。どちらかというとターン半径を短くした、あとの力の解放の話だとおもいます。

ケンタさんは、膝をクイッ!って入れるという方法でした。ケンタさんの膝をくいってする方法では股関節の屈曲と外旋を行っています。なので、半径を短くするための起点の動きについての提案と思いました。

p-canの谷口さんは、身体を、急激に倒して行う方法でした。身体のデカイところ全体から動かすということでのターン半径はめちゃめちゃ急激に短くなるっていうことで!消えるターンみたいな、ぎゅんーーってなると思いました。
この3人の提案は後ろから前へズバッと!ギュンっ!って方向です。

最後のラマさんは、ターン半径を短くするために急激にエッジを立てる方法でした。
谷側へ身体が進んでいるにも関わらずにエッジをぶっさすことでのフロントサイドターンでは身体の背面側へ倒れる力を、ヒールサイドターンでは身体前面へ倒れる力を生み出していました。
前の3人とは違い、身体の正面と背面方向の動きに活かすっていうので、これ実際に、やってみると跳ね返りが、すごいんです‼️

いやーオモロかった。
今シーズンも、まだまだありますんで進化したいもんです。
ちょいと雪質も変わりつつあるんで、滑り方も、変わりますけど😎


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