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吉笑さんおめでとう!

令和4年度のNHK新人落語大賞
立川吉笑さんが満点で優勝した。
おめでとうございます!!
ずっと応援してきたので嬉しすぎて
本気で涙が出てきたことに自分でも驚いた。
吉笑さんの師匠の立川談笑師匠の嬉しそうなツイートを見てまた泣いた。
いい師匠にめぐりあえて本当によかったですね。

受賞した「ぷるぷる」は配信でも生でも数回聞いてるのに聞くたびに笑える。
吉笑さんは古典も新作(創作落語)も両方かける落語家。
新作は古典と比べて下に見られがちのようだけれど
現在“古典”とされている噺も最初は新作だったはず。
審査員の小遊三師匠も「一生ものだね」と言ってくださったけれど、
吉笑さんの代表作になったらほかの芸人さんにもどんどん引き継がれて
いずれは古典になっていくんじゃないかしら。
そのくらい完成された噺だと思う。
この大会は同業者の注目度も高いようで
寄席の楽屋でテレビを見てる写真もツイートされてた。
他の芸人さんや師匠方もちゃんと見てくれてる。
このネタ自分もやりたいっていうひとが出てくるとおもしろいね。


落語っていうといまだに“おじいさんが座布団の上でぼそぼそしゃべっているもの”というイメージがあるようだけど
落語は、長い時間をかけて引き継がれている伝統や
大切にしないといけない部分は守りつつも
時代に合わせて日々変化・進化していくので
決して古くさいだけのものではないんです。
今回の大会もそれぞれが自分なりの工夫をこらして
いかに観客に楽しんでもらうかを真剣に考えている方たちばかりだったと思う。
これからの落語界をどんどんおもしろくしていく
頼もしい若手の皆さんたちから目が離せません!


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