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私の「私」

歌作ってる時って「私」がすうっと薄くなる。私の「私」は器というか、57577の定型みたいなもので伸び縮みするんだよね。
ということをゆうべ湯船の中で思ってなんだか腑に落ちた。

今週は、月曜に健康診断、水曜は新しい方のカルチャー。

検診は、北上の短歌大会の週と重なったので日延べしてもらっていて、近隣の行ったことのない町のスポーツセンターが会場だった。駅からまっすぐ1.2キロ歩いたところで、バスはそこそこあったけど時間に余裕があったので歩いてみた。
知らない町は楽しい。

カルチャーの歌の中でその町の名を冠した日本酒が出てきて、「これはなかなかすっきりして美味しいお酒だけど、造ってる量が少ないから市場に出さずに地元のお祭りとか今頃の酒屋にだけ出てくる」と言うので、(ほほう、あのあたり酒屋あったかな・・・通った範囲では見なかったけど、たぶん一本入るとかするとあるだろうな。)と思う。

カルチャーは今回が2回目。まだぎこちない。
前の先生は私はお会いしたことない(もしかしたら空穂会とかですれ違っているかもしれないけど)けれど同じ空穂系の今は無き「槻の木」の人で、歌の志向性にそれほど違いはないはず。とはいえかなり年嵩の男性だったということで、やり方はだいぶ違うみたい。
10人が2首ずつ出しているから結構時間はタイトだけど、はじめに一冊ずつ歌集を紹介することにした。
30首ほどの抄をプリントにして年間12冊。結構読めるはず。
今は私も生徒さんもお互いにさぐりさぐりしている状態で、でも、前回よりは迎えてもらってる感じがした。正直、シゴキ甲斐がある・・・。自分の親より上の方たちに失礼かもしれないけど、野生の馬に鞍をつけていく感じがする。どんどんうまくなると思う。
短歌は、人の作品を読み、評をすることで自分の推敲もうまくなる。
全員になにか一言でも話して帰ってほしくて、それには遊びでもいいから詠草に票を入れるといいんだけど、それは嫌だと言うので時計回りに当てて行った。

昨日今日は結社の選歌と校正。
校正を終えて送付状に記入していたら大下さんから電話があって、先月書いた前号批評の行数が少ないと言われる。
ちゃんと数えたはずだけど、ちかごろWordが書いてる間に勝手に文字数変えやがるから、それで増減したのかもしれない。
慌てて足して印刷所にメール添付で送った。
一文字だけ次の行に行くのも、ギリギリ最後の1マスまで書ききっちゃうのも危険で、ほんとめんどくさい・・・Wordめ・・・。