今日は受診日なのですが、何人の人がかかりつけ医と呼べる医師がいるのだろう?
こんにちは。ホワイトボックス(株)コンサルティング部の阿部です。コロナ感染の第3波が拡がるなかでの3連休が始まりました。昨日は友人の同業者とCoffeeを飲みながら情報交換をしていたのですが、コーヒーを口に運ぶ時以外はマスク装着を徹底する彼の姿に、医療人の姿勢を垣間見ました。
ところで、コロナ禍で見直されている機運の一つに「かかりつけ医」の存在があります。菅政権が発足当初に掲げたデジタル改革の一つに、「オンライン診療」がありますが、こちらも”かかりつけ医”をキーワードに議論が進められているようです。
私が編集を担当しているメールマガジンでも、先日この内容について取り上げたのですが、実際かかりつけ医ってどのくらいの方がいて、どのくらいの方がその必要性を感じているのでしょうか...
↓メルマガ「☆キラリと光る☆ 病院マネジメントのヒント」より
日本医師会内に設置されている研究機関「日医総研」が行った、「第7回 日本の医療に関する意識調査(2020年9月30日)」によれば、かかりつけ医がいる人の割合は全体で約55%。
当然のことながら、年齢層が高くなればかかりつけ医がいる人の割合が高まっていくのですが、コロナ禍では20代や30代といった若い世代の意識に若干の変容があり、以前の調査のときに比べ「かかりつけ医がいたほうが良い」と回答した人の割合が上がっているといった特徴がありました。
では、かかりつけ医って、どうやって見つけるのが良いのでしょうか。普通は病気にならない限りは行きませんし、行ってもなかなか判断しにくいところがあります。
そうなると、「家族や友人・知人の勧め」というのが一番の選択肢となり、自分で見つける手段としては、健康診断や予防接種という機会を利用することが考えられます。
医療機関側としては、このような機会をしっかりと捉え、自院のファンを増やしていくことが重要な鍵になりそうですネ。
さて、そろそろ時間なので受診に向かいたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考:第7回 日本の医療に関する意識調査(日医総研ワーキングペーパー)
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