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2022年の7大予想

皆様、あけましておめでとうございます。

2021年は2020年に続きコロナ禍となり、それほどの経済活動が進みませんでしたが、新型コロナウイルスのオミクロン株の状況をみると2022年はコロナも徐々に収束する方向になるのでは?と思います。

2021年で大きな変化が見えた中、2022年はどういう方向に進むのか。少し個人的に予想してみようと思います。なお、個人的な予想ですので、そのまま進むわけではありませんし外れることもあります。予めご承知ください。

1.リアルとオンラインの使い分けが進む

2019年以降、リアルに行動が取れない中、オンライン化の動きが加速しました。会議、手続きのオンライン化など、働く現場についてはオンライン化が部分的に進みました。ただ、一方でオンラインでは行えないことも見えてきました。直接対面で行う必要のあるディスカッションや現場で直接みる必要のあるものなど。リアルが改めて重要だということが再認識されました。
2022年は徐々にコロナが終息していくと予想される中、リアルな方が良いこととオンラインの方が良いことがはっきりし、それぞれの使い分けを行う時代へとシフトすることが予想されます。
一方このオンラインとリアルの使い分けが進む会社・組織と進まない会社・組織に大きく二分され、それぞれの格差が大きくなるのでは?と予想しています。
オンラインにより効率的となる領域と効率の落ちる領域。この差は現場でしか意識出来ないのですが、全社的にオンラインを終息させるなどコロナ禍で成果が出てた領域も終了させてしまうと結果的には、全体的に効率が下がる結果になりかねません。
現場目線で取捨選択の上、やり方を変えた企業が業績を伸ばすのではないか。と考えています。
この動きは、サービス提供側もさらに広がるのではないかと思います。オンラインが良い領域と人がやった方が良い領域。これらをきっちりとサービス上でも使い分けることでさらに便利でニーズの高い世界になるのだと思います。

海外においては、このオンラインとリアルがしっかりと分担し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めています。日本も徐々にではありますが、その流れに乗るのではないかと考えています。

2.SGDsに取り組む企業が増加

サスティナビリティに取り組む企業が増加すると予想します。昨年、さまざまな企業からSDGsの進め方について、講演依頼を頂きました。世の中的にSDGsなどと言われているが、何をすれば?ということを多くの方から聞かれている状況でしたがそろそろ2030年のゴールを目指し各企業の取り組みが加速すると考えます。
ただ、まだまだ取り組み方や進め方が理解できていない方も多くおられますし、取り組む意味が理解されていないケースもあります。ただ、投資家を中心にSDGsなどの対策に取り組んでいない企業殻は投資を引き上げるなどの話もありますので、今まで以上にSDGsを進めている。という企業が増えてくると考えます。

3.新規起業が加速

このコロナ禍で行動が大きく変わる中で、新たなニーズが見えて来ました。その結果、そのニーズに合った新しいサービスなどを始める方が増えてくるのではないかと考えています。この起業が増えることにより一部の業界では地殻変動が始まる可能性があると考えてます。また、起業が増える事で海外からの投資が日本に集まる可能性もあります。日本の経済が上向きになるのでは?と思える良い点と海外の企業が日本に進出してくる流れにもつながるため、更に海外企業との競争が激化する可能性もあります。2022年にそれほど大きく変わるわけではないですが、その布石。みたいなものが見えて来ると考えています。

4.新しい注目サービスが複数生まれる

新規起業の流れから新しいサービスが生まれてくるのでは。と考えています。特に、メタバースやオンライン上のサービス利用者の増加により、非接触で使える、みんなが新しい体験ができるサービスが登場するのではないかと思います。
メタバースであれば、VRゴーグルのようなものが普及期に入る可能性がありますので、メタバース上で仮想商品を取引するフリマのようなものやアバターの造形会社なども出てくるかもしれません。リアルの商品をバーチャルへ展開し収益を上げるなど、新たなビジネスモデルなども流行るのではないでしょうか?

5.旅行関係のビジネスが加速

コロナ禍が終わりに近づく中、旅行関係のビジネスが加速するのではないかと考えています。今までの、移動手段、旅行、など既存のビジネスとは異なるサービスが増えるのではないかと思います。ただし、ワーケーションなど、今注目されている領域は一気には加速しないため、通常の旅行や移動に付帯するサービスビジネスが中心ではないかと思います。

6.デジタル化の推進

さらにデジタル化が進むでしょう。とは言いつつも大幅なデジタル化が進むことは考えにくく、徐々にその布石が打たれる。程度が2022年に訪れるのはないか思います。
このデジタル化を進めるためには若い世代(Z世代)の活躍が必要不可欠ですが、この流れも徐々に進むのではないかと思います。海外がデジタルネイティブ世代が中心となる中で、その人たちに合ったサービスがさらに増えることになります。日本においても、海外のが展開され、利用する時代になることが考えられます。
このようなデジタルサービスが増えることで、徐々にデジタルへの理解が増える結果につながるのではないでしょうか。
この流れは一般コンシューマだけではなく、企業内でも同じことが起きるのではないかと考えますので、企業や団体のデジタル化を進める流れが出てくると予想します。
日本については、デジタル推進と既存維持の両側に力が働いているため、進みは早くないと考えています。

7.「働き手の変革」が進む

終身雇用の終焉を2019年に叫ばれ、2020年にはジョブ型雇用の流れが生まれました。2022年は従業員そのものが「働き方を変える」という「変革」が求められる時代になるのではないかと考えています。また、機械化や自動化の加速に合わせ、現場から今の仕事が本当に必要なのかどうか、見直しが進むと考えます。
背景には、団塊ジュニア世代の大量離職や人員不測があると思います。
この影響で副業や兼業などの促進や中間層のリカレント教育などが加速することにつながるのではないかと考えます。
ますます企業は従業員のエンゲージメントを求められると考えます。

まとめ

7つほど予想をしてみました。
コロナ禍以前と以後で違う世界が広がるのではないかと思う反面、変えない。と判断される方が日本には一定数おられるため、変化はゆっくり進むのではないかと考えています。

ただ、変化そのものは2022年に見えてくるのではないかと考えていますので、各箇所の変化を注目して見ていこうと思います。
また、2022年は中国、東南アジア各国に注目です。コロナの終息が遅れると思われるアフリカは少し遅れそうですが、それ以外の地域においてはコロナ後の変化が加速すると考えています。


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