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中国の気球の重さを計算してみた
アメリカまで飛んできてF-22に撃墜された中華な気球。
ペイロードは6トンというツイートがあった。
気球が60mなので、体積は110000[m^3]
— れい(猫耳の専門家)🍥 (@rei_software) February 5, 2023
地上での空気の重さが1.2g/m^3、上空での気圧が1/20気圧としたら、
浮力は6600kg。
ちょっとでかい気がする…
いくらなんでも重すぎ、計算間違いじゃないかと思ったので検算してみた。
・空気とヘリウムの比重
気体の密度より、
空気の比重は1.2Kg/m3、(1.2g/L)
ヘリウムは0.17Kg/m3
空気は結構重い
1m3の体積のヘリウム風船の浮力は、
およそ1Kgになる。
・例の気球の体積
画像解析による推定直径は60m(!)と
のことなので、半径30mとすると、
学校で習う公式で
V = 4/3πr^3 =113.1 x 10^3 (m3)
・体積V=113x10^3(m3)の気球の浮力は
およそ113x10^3(kg) = 113t !
え、まさか?
高空では空気は薄くなるのでそれを計算に
入れる必要がある。この辺を参考にすると
高度20,000mの空気の密度は地上の1/20。
だから直径60mのヘリウム気球だとすると、
その重さ(浮力)はおよそ6t。
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