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「花筐」

2017年の大林宣彦作品。
そう、「時をかける少女」や「廃市」もそうだったように。
「戦前戦中の唐津」を舞台にしながら、現実にはどこにも無い街に、過去でも未来でも現在でも無い時間が流れる。
映像はリアリティではなく絵画のように、台詞は会話ではなく文字のように。
大林映画にはどの作品にも必ずどこかに「死の匂い」があるものですが、この映画にはそれが満ちています。

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