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「ブラックベリー」(2023)

世界初のスマートフォンを生み出した「ギーク(オタク)とスーツ(ビジネスエリート)」のバディ物、という見立てもできるかもしれない。
「メールができる携帯電話」を大企業に売り込こににきた技術オタクと、クビになりそうな野心あふれる大企業幹部がなぜか組んで始めるビジネス。スーツもギークもどちらも否定的に描かず、成功の道を驀進する前半はエキサイティングだけど。そして「あの男」が登場で世界が変わる。

ジョブスのこのiPhone登場のときのプレゼンはよく覚えています。ブラックベリーやノキアといった当時のスマートフォンを名指しで「全然スマートじゃねえ」と切り捨てた。
序盤で中国製のインターフォンの酷さに嘆いてた主人公マイクが、会社が大きくなり中国生産に同意、その後品質問題が致命傷のひとつになるというエンディング。一方この作品では描かれないけどAppleは実はその「ものづくり企業」としての凄さがその力の一つだったというのもなかなか

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