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「紙屋悦子の青春」

「この世界の片隅に」の実写版、といえるかも。こちらが先だけど。
戦時中の女性の暮らしと縁談、が静かに描かれていきます。
おはぎ、配給の漬物、酸っぱい芋... 
会話のひとつひとつをじっくり聞いて味わっていたくなる、邦画らしい映画。九州弁が心地よい。
タイトルに「青春」を入れるところに監督の深い想いが滲んでいるようです。
実年齢より多分15歳は若い役に違和感のない原田知世さんが相変わらず可愛い。小林薫がさすが。

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