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「コロナと共に生きる」訳に行かない件

こんばんは。今日もお疲れさまでした。

緊急事態宣言が解除されて、あちこち人出が急に増えました。
(まだ電車に乗ってませんし都心にも行ってないので、報道と近隣への買い出しで見る範囲ですが)

これから先、日本が一番心配すべきな点は、若い人達が出合いのチャンスがなくなり、家庭を築くチャンスがなくなり、子供を産んで育てて行くチャンスがますますなくなることです。

政府の補正予算にも、たぶんそのための予算は焦点になってないのではないでしょうか。

補正予算と言えば、わが国の少子高齢化問題は特に諸外国と比べても特に深刻で、財務省のHPにも取り上げられている位です。

上のページを開くと表示されるわが国の人口動態予測で、コロナ禍による影響は、下図に私が加えた下向きの黒い矢印のように、特に子供の人口が減少していくプレッシャーを与えるのは間違いありません。

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LINEニュースによると、国内の新型コロナウィルスによる死亡者数は昨日現在で883人ですが、上記のプレッシャーは、ひょっとするとその数十倍数百倍の影響を与えるかも知れません。

ちなみにこのグラフ、2065年が50年後となっていますので、2015年に描かれたものでしょうね。ちょうど、安倍政権が消費税率上げを準備していた頃です。

その結果、税の増収がそもそもあったのか、そして、国民に説明した通りに使われたのか、判っていません。

それも問題なのですが、国立社会保障・人口問題研究所が繰り返し指摘している通り、現在の出生率が続くと、日本人は将来絶滅してしまうという人口推計結果が出ています。

上記のグラフを見ても、日本の総人口は、2019年の1億2,577万人を頂点として、2065年には8,808万人まで減少すると、5年前に推計されていました。

コロナ禍のわが国総人口への具体的影響はまだ推計できるものではないでしょうが、ざっくり言って、最低でも5%~15%程度は、さらに減少が加速されてしまうのではないかと懸念します。

5年前、「日本人は今、絶滅の危機にさらされている」のような記事がありましたが、それが確実に加速してしまいます。

私は、「そうなってはいやだ」と10年前に思い、政治家の道を目指したのですが、いったんは挫折を余儀なくされてしまいました。

それでも、日本の将来が圧倒的に気がかりです。

今のところは、妙案は浮かびません。浮かびませんが、この問題は考え続けていかなければならないと感じています。

また明日もお付き合いください。

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