立憲民主党が今やるべきこと

(7/28追記)
馬の眼 ishtaristさんのお名前を修正しました。失礼致しましたm(_ _)m。
(7/29追記)
古賀茂明さんの投稿を引用しました。

こんばんは。今日もお疲れ様です。

馬の眼 ishtaristさんのnote投稿

note.comに投稿されている他の方の投稿を読む機会が実はあまりないのですが、編集部から頂くお勧めには載ってない、下記の投稿を読む機会にたまたま恵まれ、内容が素晴らしかったのでご紹介します。

ご自身のデザインに関する経験と知見を発揮された素晴らしい論考です。

ぜひ、全体を一読して頂くことをお勧めします。

その時間がない方のために、結論部分だけ一部抜き出すという乱暴な事を許して頂けるなら、こうおっしゃってます。

有権者にとっては、自分たちのために政策立案ができない政党は、存在意義がないのです。
立憲民主党に欠如していたのは、有権者の視点です。
ある政党がデザインに致命的に失敗するということは、その政党が「有権者の立場に立って」考えることができない、という事を示しています。分析者にとってだけではなく、そのデザインに触れた有権者もそう受け取るということです。だから、優れたデザイナーは、依頼者である政党や政治家の政策にまで、ダメだしをすることになるはずです。

この投稿は、今後続きというかまとめが発表される予定だそうですが、枝野代表についても下記評価がありました。

彼が「風」と呼んだのは、一人一人が、生きて生活をしている有権者です。それどころか、立憲民主党を応援し、立ち上げたコアな支持者なのです。
上の言葉は、党の立ち上げを支えたコアな支持者には頼らないと、立憲民主党党首が事実上公言していることになります。そして恐ろしいことに、そのことに言った本人は気づいていないのです。

私の知る立憲民主党結党の経緯

私は、立憲民主党の結党に直接関わってないので下記は正確ではないかも知れませんが、当初集まったメンバー達が党運営に十分なお金を出さなかった(出せなかった)ので、「元SEALDsのメンバーが、マーケティングに深く関わっているという話もあります」どころか、社会に出たばかりとかまだ出てないタイミングの若者を最低賃金で集めて、素人集団なのを度外視して外部向け説明資料とかまで全部作らせたのが実態と理解しています。
そもそも人の組織としてのガバナンスが存在してないところでの成果物なので、デザイン以前のレベルなんです。

母校の後輩の議員の頼みで、一度だけサポーターになったら、送られてくるメールの文面すら学生サークルレベル以下でした。

ただ、社会民主党等と比べたら、そのような若者向けパンフレットを作っただけまし、という気もします。

馬の眼 ishtaristさんのご指摘は、立憲民主党ならずとも、すべての政党に言えることだと思います。
一番有権者の立場に立てる政党が、一番多く支持を集めるのは、間違いありません。

今、立憲民主党がやるべきこと<その1>

現在、国民民主党との合流協議が暗礁に乗り上げているようですね。

国民民主党が民進党から引き継いだ政党助成金の残額がまだ銀行口座に100億円程残っているそうなので、統合してまともな人材で事務局が構成されたら、上記投稿のご指摘の問題点もあっという間に解決するのは明らかですが、枝野さんにはもっと大事な優先事項があるのでしょう。

枝野さん、弁護士ご出身ですから基礎能力は優秀な方なのだとは思いますが、弁護士が数百人居るような大所帯のトップを経験している訳ではありませんから、「人の上に立つ」ことが実は不得手なのではないかと思います。
その証拠に、民主党政権時代に枝野さんは官房長官時代は「#枝野寝ろ」で人気が上がったものの、もっと大勢の官僚を使いこなさなければならない経済産業大臣の任にあった際、なんの業績も残してないので、そもそもリーダーシップがなんたるかを、そしてそれが与党になったら極めて重要であることを、ご存知ないのだと思います。
もはや想定もできかねますが、もし立憲民主党が政権奪還に成功したとしても、そんな政治家が総理大臣になったら、また過去の民主党政権の二の舞になるだけです。
と、云うことを、国民も薄々勘づいているので、支持率もさらに下がるのでしょう。

政党運営って、本当に大事なんです。
維新がなんだかんだ選挙に強いのは、選挙の神様と呼ばれる人を参謀として抱え込んでいるからです。
その人の云う指示には、所属国会議員も駒として従ってます。

今、立憲民主党がやるべき第一のことは、国民民主党の合流を、土下座してでも合意に持ち込み、ともかく党としての体制を整えることです。

でも、どうもそれは出来そうもない、戦略も戦術も感じられない状況です。

今、立憲民主党のやるべきこと<その2>

作り散らかしてしまったこれまでの政策パンフレットは、ちゃんと中身を精査し、不備を国民の前にしっかり謝罪すべきです。

そうしないと、立憲民主党に不信の目を持った有権者には、永久に帰ってきてもらえないでしょう。
今の10代から30代までの有権者をとりこぼしておいて、次の世代にしかチャンスが狙えないとしたら、立憲民主党の支持が広まるのは30年後です。

でもこれ、民主党時代には「やるやる」言いながら、一度として有権者が納得できる反省が見られませんでした。
相手の立場に立って言葉を発するという訓練を、一度も経ずに成人してしまった人達なのでしょう。

そして端的に言えば、もはや立憲民主党の名前は使えないですね。

今、立憲民主党のやるべきこと<その3>

自民党が政権奪還できた理由および旧民主党系ではそれが出来ない理由を、4年前の日経の記事をベースに私は下記に投稿しましたが、これもほぼ間違ってない分析と思います。

結論を簡単に申しますと、現在全国に散らばって、捲土重来を図っている浪人全員を、党運営費で全力で支援すべきです。
議会制民主主義は、とどのつまり「数」なのですから。

自民党が野党時代に出来たことの真似をするだけの、簡単な作業です。

それすらも出来ないならば、自民党の政権は、これからもずっとずっと続きます。
それすらも出来ないならば、安倍政権がまだまし、と考える有権者の考えを変えることはできません、永久に。
そして、立憲民主党に限らず、それが出来た政党だけが、政権交代のチャンスがあるとすればそれを握れるのです。
有権者にとっては、それが立憲民主党である必然性は、全くないのですから。

古賀茂明さんの提案

私の中高の先輩の古賀茂明さんが、下記投稿で提案してます。

「立憲と国民の合流がもたつく理由」については、ほとんど何も書いてませんが、提案を2つしていて、ごもっともと思いましたので追記します。

1.代表を思い切って若返らせる
2.民間人を登用する

本日は以上になります。

ではまた、明日。




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