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ポイント還元・県民割

 au payやpaypayにつくポイントは税金を使う訳ではなく、コンビニで使えるから許せるが、マイナンバーカードのポイントや県民割は買い物に行かない人や旅行に行かない人にはメリットがない。
 外出を控えてコロナの感染拡大を防ごうと努力している人にポイントをつけるから旅行に行って買い物に励めと勧める政策は矛盾している。ポイントを還元するための費用は税金だから、タコが自分の足を食ってるのと同じで国民は自分の払った税金で旅行に行くことになる。また、旅行したい人にはメリットでも行きたくない人や買い物もしたくない人にとっては、タコが自分の足を他人に食べさせているのと同じだから被害者だと言える。
 税金を使って国民に旅行に行かせて飲み食いさせて、本当に経済が良くなるとは思えない。そんなことするより減税した方が消費が伸びるのではないか。ポイントや県民割は旅行に行きたいと思っている裕福な国民を優遇して金があっても旅行せずに生活費に回す人々には恩恵が全くない。旅行業者や宿泊施設を支援する方法は融資や支援金等いくらでもある。
 我ら夫婦は旅行に行くよりはコロナの感染を防ぎたいし、旅行に行く余裕があれば老後の蓄えに回したい。少ない年金で生活する老人にとってポイントや県民割はなんのメリットもない。減税せずに旅行に行きたい国民にだけ税金をばら撒くのは不公平である。その財源は減税に回すべきだと考える。

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