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2023クリエイターEXPOに参加して

3日間(6月27日〜29日)に及ぶ、東京ビックサイトで行われた「コンテンツ東京2023_クリエイターEXPO」が無事終了しました。
今、振り返ってみて、心から、参加してよかった!と感じています。

今まで、自分がやっている事の面白さ、他との違いをどう伝えるか、どうすれば伝わるか、ずっと考えて来ました。
作品でそれが一目でわかれば良いのですが、そうじゃない(それだとまた違ってしまう)という、一種のパラドックスのようなジレンマにずっと向き合ってきました。

それが今回、この会場に自分の作品と自分の身を置いた事で、結びついた感覚となりました。

デジタルとアナログを使って生まれる「何か」。

今回の私のブースは、会場の位置では、ちょうど真ん中辺りでした。
片側には児童書籍のイラストなど、手書きの温かい作品が並びます。
反対側はVR・メタバースの最先端の技術展示がされていました。

私はこの中間位置におり、混沌とした異空間そのものに「心地良さ」を感じていました。

それは、私が感じる未来と過去のイメージのど真ん中にいる、とても安定した場所でした。

そして、「不安定で、執着したイメージと構図、稚拙な作風」が、私そのものとだと気づきました。

それをそのまま素直に、通りゆく人に伝えたら、理解を示してくれた人がいました。「ああ、なるほどね、、」と。
今までにないリアクションをもらい、とても嬉しかったです。

そして、それが表面化したことが、奇跡のように感じています。

それは、やはりこの「場」でなければ起こり得ない事でした。

その気づきは、連鎖的に私の眼を先へと促してくれました。

ずっと歩いてきた道が、この先も続いていくイメージ。

とっても平凡で素晴らしい景色でした。


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