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従兄弟と哲学について話した

昨日、法事があり家族や親戚と共に時間を過ごした。実は義理の従兄弟が4、5年前(?)頃から哲学書に凝り始め、ちょくちょくその話は聞いていた。この前、インターネットで偶然キルケゴールという名前を知った時、もしかしたら彼からそういった哲学の話を聞いていなかったらーあぁ、どうせ哲学の小難しい本かなんかだろうな〜ーなどと本を手に取ることもなかったかもしれない。 『誘惑者の日記』を読み進めていると、ふと「哲学」とは何かという疑問が湧いてきてしまう。小説とどう違うのか、内省的な事が長文で書

    • 復讐するは我にあり

      キルケゴールを知ったきっかけは、今村昌平の『復讐するは我にあり』だった。この映画の中で、「絶望することは罪だと神様も言っているでしょ」というようなセリフ(だったと記憶している)が出てくる。映画自体は正直、最後まで観ていないが、私は高校も大学もカトリック系の学校だったので、そんな教えあったかなと携帯で調べたのであった。キルケゴールは懺悔することで赦されるということを否定している、とか書いてあった気がするが、とにかくこの哲学者の名前が気になってそのまま書籍を探しに体が向かっていっ

      • すごそう

        まだ誰にも言えない。キルケゴールをあるきっかけから知り、パラパラと読んでみたら自分の感覚とかなり近い感じがずっとしている。今まで感じた事のない次元の共感という言葉を超えた、共鳴の様なものが私の中で起こっていた。こんな事ってあるのかと思う程。

      従兄弟と哲学について話した