![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127012685/rectangle_large_type_2_4119c15c653bfefb899970f221b2e65d.jpeg?width=800)
心地よい安全なだっこのコツ
こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。
抱っこは大事。
((前回の記事 心地よい安全な抱っこをめざそう💛)
じゃあ、どう大事にしたらいい?
コツをつかむと やりやすくなりますね~~~
A.基本ポイントは5つ
1.つなぎ目を支える
私たちの身体の構造はおおざっぱにみると
頭ー胴体ー手足 があります。
ここをつないでいる場所が
頸(くび)
肩
骨盤(正確には腸骨)
このつなぎめを支えると
赤ちゃんの体の力が抜けて
すと~~んと 腕の中におさまってきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704700635322-iYjOLgTIeh.png)
おさまりきれずに、どこかに力が入る、つっぱる、そる、って時は
ほんの微妙な感じで
支えてほしいところが支えられ切れていない
と
教えてくれてるんだなということ。
だっこ再挑戦のチャンスです。
2.頭がぐらぐらしないように支える
首が座る ってどんな感じだと思います?
「頭部が体幹の動きに関わらず、自由に動かせること」
英語では head control
うまい表現ですね。
胴体の上に頭がのってじっとできること
にプラスして
胴体の上で頭を自分の意思であっちにむいたり こっちにむいたりできること
が必須条件です。
Head controlのはじまりが
腹ばいで頭をあげて 20分くらい遊べるようになったころ。
![](https://assets.st-note.com/img/1704700706622-3goUvWZRCh.jpg?width=800)
寝転んだ姿勢でのHead controlの完成は
寝返りが360度できるようになったころ。
かなり幅広いです。
寝返り完成までは 抱っこの時、
頭から肩(つまりつなぎ目)ちゃんと支えて
頭がぐらぐらしないようにしてあげることが
重要課題になります。
3.左右対称の姿勢をめざす
つなぎ目が 赤ちゃんにとって心地よく支えられると
左右対称の姿勢になりやすいです。
さらに工夫をしていきます。
☆左右の肩を支えるー腕が両方前にきます。
☆左右のお尻から太ももの裏を支えるー足があぐらになります。
結果として
おでこーあごーおへそ
が からだの中心にそろいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704701979452-Ek2Gp4aXHP.png)
抱きあげる前に気を付けられたら サイコーです。
抱きあげた後で整えたら OK です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704700979877-FL5ek0Wbdz.png?width=800)
4.手が身体の前で自由に動ける姿勢をめざす
頭部がぐらつかないように支え
肩を包み込むようにふわんと支えると
身体の前で手をさわったり、もちあげたりして
自由に動けます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704701111201-Lvwo2sXZYE.png?width=800)
このしぐさがみられるようなら
ああ、上半身安定したね、ってみてOK。
指でいろいろ触って遊ぶことで
脳も発達していくことがわかっています。
5.足はあぐらをめざす
赤ちゃんの股関節はまだ軟骨です。
動いて骨に進化していきます。
その際、股関節の骨が一番育ちやすいのは
あぐらの位置。
専門的にいうと
足が外旋・外転し、膝関節が曲がっている状態です。
お尻から太ももをふわんと支えると
あぐらの状態になりやすいです。
膝が伸びると股関節をのばしたくなり、
背中をそらせたくなります。
これが人のデフォルトです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704701280463-HcXgdFNrQE.png)
膝が曲がると股関節を曲げたくなり
お尻を丸めたくなります。
これが人のデフォルトです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704700635322-iYjOLgTIeh.png)
B.発達と生活に見合った支え方を提供する
生活の中で抱っこするとき、いつも同じ姿勢ではなく
いろいろ変えてあげると
赤ちゃんは その時に必要なからだの動かし方を試行錯誤できます。
横抱き 前抱き 向かい合わせ(コアラ抱っこ)
どの姿勢も支える場所は同じ。姿勢も同じです。
寝返り360度の頃は きっとずりばいも始まっているでしょう。
その頃になったら上半身は自分で支えられるので
目覚めている時なら、頭と体のつなぎ目は支えなくても安定してきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704701624899-amImDhdE12.png)
でも 眠ってしまったら?
身体の力がぬけちゃいますから
全身支えられてないと つらいですね。
立て抱きじゃないと泣き止まない
という声をよくいただきます。
だとしたら立て抱きでも
安全な立て抱きができたら
あかちゃんをもっと守ってあげられるし
もっと楽しいを伝えてあげられます。
立て抱きと横抱きについては別記事に書きます。
C.抱っこは深い
以前から書かねば書かねばと思っていた抱っこ。
書き始めると長くなっちゃいました。
それくらい、抱っこは深い!
特に小さい赤ちゃんの生活の主な部分を占める抱っこ。
それぞれの赤ちゃんにとってより安全で楽な抱っこができたら
不思議なくらい親子の歯車があってきます。
いろいろ試行錯誤して
親子にあったものを探してくださいね。
ケアご希望の方は下記をご覧くださいね。
https://www.babylaboceres.com/babycare
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?