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心地よい安全なだっこのコツ

こんにちは。
べびぃLabo☆Ceres 杉上です。
今日も訪ねてくださり ありがとうございます。

抱っこは大事。
((前回の記事 心地よい安全な抱っこをめざそう💛)
じゃあ、どう大事にしたらいい?
コツをつかむと やりやすくなりますね~~~

A.基本ポイントは5つ

1.つなぎ目を支える

私たちの身体の構造はおおざっぱにみると
頭ー胴体ー手足 があります。
ここをつないでいる場所が
頸(くび)

骨盤(正確には腸骨)

このつなぎめを支えると
赤ちゃんの体の力が抜けて
すと~~んと 腕の中におさまってきます。


おさまりきれずに、どこかに力が入る、つっぱる、そる、って時は
ほんの微妙な感じで
支えてほしいところが支えられ切れていない

教えてくれてるんだなということ。
だっこ再挑戦のチャンスです。

2.頭がぐらぐらしないように支える

首が座る ってどんな感じだと思います?
「頭部が体幹の動きに関わらず、自由に動かせること」
英語では head control
うまい表現ですね。
胴体の上に頭がのってじっとできること
にプラスして
胴体の上で頭を自分の意思であっちにむいたり こっちにむいたりできること
が必須条件です。
Head controlのはじまりが 
腹ばいで頭をあげて 20分くらい遊べるようになったころ。


寝転んだ姿勢でのHead controlの完成は
寝返りが360度できるようになったころ。
かなり幅広いです。
寝返り完成までは 抱っこの時、
頭から肩(つまりつなぎ目)ちゃんと支えて
頭がぐらぐらしないようにしてあげることが
重要課題になります。

3.左右対称の姿勢をめざす

つなぎ目が 赤ちゃんにとって心地よく支えられると
左右対称の姿勢になりやすいです。
さらに工夫をしていきます。

☆左右の肩を支えるー腕が両方前にきます。
☆左右のお尻から太ももの裏を支えるー足があぐらになります。

結果として
おでこーあごーおへそ
が からだの中心にそろいます。

抱きあげる前に気を付けられたら サイコーです。
抱きあげた後で整えたら OK です。

4.手が身体の前で自由に動ける姿勢をめざす

頭部がぐらつかないように支え
肩を包み込むようにふわんと支えると
身体の前で手をさわったり、もちあげたりして
自由に動けます。

このしぐさがみられるようなら
ああ、上半身安定したね、ってみてOK。
指でいろいろ触って遊ぶことで
脳も発達していくことがわかっています。

5.足はあぐらをめざす

赤ちゃんの股関節はまだ軟骨です。
動いて骨に進化していきます。
その際、股関節の骨が一番育ちやすいのは
あぐらの位置。
専門的にいうと
足が外旋・外転し、膝関節が曲がっている状態です。
お尻から太ももをふわんと支えると
あぐらの状態になりやすいです。

膝が伸びると股関節をのばしたくなり、
背中をそらせたくなります。
これが人のデフォルトです。

膝が曲がると股関節を曲げたくなり
お尻を丸めたくなります。
これが人のデフォルトです。

B.発達と生活に見合った支え方を提供する

生活の中で抱っこするとき、いつも同じ姿勢ではなく
いろいろ変えてあげると
赤ちゃんは その時に必要なからだの動かし方を試行錯誤できます。
横抱き 前抱き 向かい合わせ(コアラ抱っこ)
どの姿勢も支える場所は同じ。姿勢も同じです。

寝返り360度の頃は きっとずりばいも始まっているでしょう。
その頃になったら上半身は自分で支えられるので
目覚めている時なら、頭と体のつなぎ目は支えなくても安定してきます。

でも 眠ってしまったら?
身体の力がぬけちゃいますから
全身支えられてないと つらいですね。

立て抱きじゃないと泣き止まない 
という声をよくいただきます。
だとしたら立て抱きでも
安全な立て抱きができたら
あかちゃんをもっと守ってあげられるし
もっと楽しいを伝えてあげられます。

立て抱きと横抱きについては別記事に書きます。

C.抱っこは深い

以前から書かねば書かねばと思っていた抱っこ。
書き始めると長くなっちゃいました。
それくらい、抱っこは深い!
特に小さい赤ちゃんの生活の主な部分を占める抱っこ。
それぞれの赤ちゃんにとってより安全で楽な抱っこができたら
不思議なくらい親子の歯車があってきます。
いろいろ試行錯誤して
親子にあったものを探してくださいね。

ケアご希望の方は下記をご覧くださいね。
https://www.babylaboceres.com/babycare



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