参院選をおえて

少し遅くなってしまいましたが、この度の参院選で私なりに思ったことを書いてみようと思います。

とても素人的で、浅い考え方ではないかと思われますが、ご一読いただければ幸いです。

まず結果として、松本けんじさんは当選となりませんでしたが、報道されている記事などから読み解いてみても分かるように、短い準備期間にもかかわらず、素晴らしい健闘ぶりを感じさられた選挙戦だったと思います。

そして、このような結果において、私達一般市民から考えられる反省点としては、やはり日頃からの行動であったと思う。

( 日頃より、しっかりとした草の根的な行動をされている方がいらっしゃる事は重々承知であり、ここは主に私自身に向けての意見であるとお読みいただければと幸いです )

常日頃より政治に関心を持ち、今何が問題なのか、その問題を解決するにあたって、どの様な政治家が我々の代表として国会に必要とされているのか、

そのような会話を、もっと周囲と行っていく努力が必要だったのではないだろうか。

日頃からの政治に対する会話は、恐らく投票率の高い海外の国では家庭レベルからされているのだろうし、その様に日本も変わっていく努力を私達はもっとしていくべきだ。

そうすることによって、例え今回のように野党一本化が遅れ、選挙戦を戦う期間が短ろうとも、松本けんじさんが、この度の参院選に出馬するであろうことは事前に分かっていたことであるし、次の候補者の選択はもっと早く決まっていても良かったのかもしれない。

とても安易な考えかもしれないし、その様な環境を整えるには学校教育の段階からの更なる改革も必要とされるような、一筋ならではでいかない問題なのかもしれないが。

少し込み入った話をするとして、

民主主義というものを考えたとき、必ず行き着くのは憲法、であるが、

憲法を学ぶときに考えるのは歴史であり、

現代の憲法の理念はこれまでの歴史の反省を踏まえて作られている。

過去の歴史を鑑み、その反省から作られた憲法に則り行われていく政治。

より良い未来を築いていくために、民主主義の下で行われる政治において必要な代表者を選ぶ時、

基本的な民主主義の原理を我々一般市民が日頃より理解できていれば、

この高知・徳島の選挙戦において選ばれていた代表者は間違いなく「松本けんじ」だったはずだと私は思います。

民主主義とは何か、といったことをしっかりと理解した上で我々の権利を直接行使できる選挙に臨むならば、自ずと投票率は高いはずであろうし、現在のような自民党という選択肢はもっと低くなるはずだ。

なぜならば、今の自民党 (安倍党といった方がいいのかもしれない) は、憲法を守らない民意を無視した政治を行っているからだ。

( 参院選は、政権選択の選挙ではないため、自民党が選択肢となるべきでないのは尚更のことだ )

私の家庭では食卓に政治の話題がよく上る。

( 少し話がそれるが、私が憲法に興味を持ち始めたころに読んだ最初の憲法学者の本は、伊藤 真氏の「憲法の力」であったが、

そこには、アメリカのホテルのショップのレジの横には合衆国憲法のハンドブックがおいてあり、フランスでは、カフェやバーで、スポーツや恋の話と同じように憲法論議をたたかわせている人たちをみかけるということが書かれていた。

私はそれに非常に感銘を受け、いつの日か日本もそのようになればと願ったことだったし、現在でもそうなればと願っている

そして、日本をフランスに置き換えて考えた時、今の安倍政権のような政治を行っていれば、国会議事堂に一体、何度火を放たれてしまっているか分からないだろうと憶測をしてしまいます… )

だから今回の選挙では皆、松本けんじさんに一票を託した。

( とはいっても、頑なに共産党にアレルギーを持つ父は選挙区は白紙投票であったが、比例は れいわ であった。しかし、それだけでも凄い変化なのです!笑 )

より良い政治家を増やすには理解ある一般市民の一票がもっと必要だ。

自民党は多くの組織票を持つといわれる。

その組織票については、6月下旬の報道

( https://www.topics.or.jp/articles/-/223172 )

であった 二階俊博幹事長 の問題発言にも顕著に現れているように、組織ぐるみで投票が行われていることは事実であろうし、

現に「行かされていた」という声も私自身実際に聞いたことがある。

( この発言は本来ならば議員辞職まで追い込まれてもよい発言であろうに、全く問題視されないところが、今の政治がおわっている一つの現れだと思う )

この組織票に打ち勝つためには、もっと一般市民の選挙への関心と、その必要性への理解を持たせなければならない。

その様な点から、今回の松本さんの支持層をみてみれば、そのほとんどは組織ぐるみではない一般市民であり、松本さんの「声」に純粋に共感した方々が多くを占めているのではないかと思われる。

( ツイッターなどでの応援を見比べても、その違いは大いに感じ取れる )

悔しくも負けてしまったが、この選挙において得た支持のあり方は、次に繋がる大きな収穫であり、未来に希望を持てる結果であったように思います。

( それは他の多くの皆さんも仰っているように )

素人の分かった風な意見ではありますが、私は今回の選挙直前からであった応援に反省を踏まえ、また一つ自分自身の行動を少しでも変えていけたらと思います。

日頃より、民主主義とは何か、正しい政治とは何かを勉強し、伝えていく努力をし、そしてその政治に値する松本けんじさんという人が、この高知にはいるということを多くの人に知ってもらう行動を取っていきたい、そう思います。

例のように、今回もうまくまとまらない駄文でありますが、最後に、

日頃より街頭に立ち、市民に訴えかけ、衆院、参院選とも闘い続けてきた松本けんじさん。

私のような本当に微力な個人では、何も出来ないに等しくあるものかと思いますが、今後ともそのご活躍を応援し続けていきます。

本当にお疲れさまでした!!



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