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最近何でも「ストレス」で片付けすぎじゃない?

最近、何でもかんでも「ストレス」でまとめる人が多いような気がしているのは私だけでしょうか?特に若い世代にそんな傾向があるように感じます。

入社して数年、ある程度若手としてやってきましたが、アラサーにもなればもう中堅ですよね。そんな私にも数年前から毎年「後輩」が入社してきて、自分も「先輩」として指導する立場になりました。

よく年老いて能無しおじさんたちが「今時の若いモンは〜」とか「俺たちの時代は〇〇だった」とか言いますが、私は決してそんな立場でものを言いたいわけではありません。ただ後輩くんたちに一言「ストレス」を言い訳にするのはやめようと言いたいだけなんです。

「ストレス」の定義

ストレスの定義は以下の通りです。

ストレス(英: stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である[1]。オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する distress が短くなった単語とされる[1]。ストレスの概念は一般に、1930年代のハンス・セリエの研究に起源を持つとされる[2]。この文脈では、精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。ストレスが健康に影響を与える研究が行われてきた。様々なストレス管理の方法がある。

そもそも前提として現代社会は絶対的にストレス社会だと思います。だからどんなに好きなことを自由にやるとしても、2人以上の共同体、もっと大枠の社会に属するにはストレスとは切っても切れない縁があるわけです。

特に社会人において最も身近な社会は「職場」だと思います。仕事する以上、自分自身とストレスとは切り離せないと思います。

例えば営業職なら、ノルマ・予算・クレームなど、同僚や上司、加えてお客様からこれでもかと言うほどのプレッシャー(=ストレス)を与えられると思います。例えばエンジニアなら、納期、クオリティ、修正などあげたらキリがないですが何らかのプレッシャー(=ストレス)のなかで日々闘っていると思います。誰しもストレスと隣り合わせのはずです。

私は絶対に「ストレス」を言い訳にしない

私自身は営業職なので、日々全国の様々なお客様と対峙しながら、与えられた予算(ノルマ)達成を強いられています。まぁまぁ営業職の強い大企業(絶対みんな聞いたことのある会社)なので、予算未達成の人や進捗遅れている人に対する「詰め」は尋常じゃありません。今は昔ほどではないですが、心ない・汚い言葉や大声で責め立てられるのはよくある日常です。(決してパワハラではないです、もう慣れちゃったんで私はどんなに怒られても右から左に流しています。)

そんな私ですが、1つだけ意識しているのは絶対に「ストレス」を言い訳にしないことです。

先述したように、現代はストレス社会です。人間自分を悲劇のヒロインにするのが大好きなので、多くの一般ピーポーは自分の仕事が1番大変で、仕事のわりに給料も少なくて、ストレスのかかる仕事だと思ってるのではないでしょうか?

でも冷静になってみるとストレスって他人と比較しようがないと思うんですよ。その人の耐性がどのくらいなのかによるから。全く同じ圧のストレスでも全然平気な人と胃が痛くなる人がいると思います。ストレスなんて他人と比べようがないのです。

後輩くん、ストレスを言い訳にするのはやめよう

私にも後輩が何人かいまして、トータルみんな良い子達なんですが、一部何でもかんでも「ストレス」を言い訳に使うんですよね。朝起きれないのも「ストレス」、夜眠れないのも「ストレス」。この辺りはまだわかります。営業成果あげられないのも「ストレス」、上司からの指示に対し成果を上げられないのも「上司からのストレスがひどいから」。

こんな言い訳ばっかりしていたら絶対まともな社会人に慣れませんよね。

もちろん私はそんなこと絶対当人には言いません。だって何でもかんでも「パワハラ」って言われるんですから。

忠告

来年社会人となる人たち、新入社員、若い年次の諸君、「ストレス」と言う言葉を安易に使わない方が良いぜよ。信用なくすぜ。

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