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異次元その136◉先打ちを誘う1枚残し

南2局
私は西家
ドラは西の1巡目

親が第1打からドラをぶった切ってきた。
おそらく、全く使えないと踏んだタンピン系の配牌なのだろうがポンだ。

私の配牌は良くて4巡目には次の手格好になっていた。

3466六七七八八八(西西西)ポン

ここで上家から八が出る。
これは、右から2番目と3番目の八を晒してポンとし隣の七を切り1番右を手牌に残す鳴き方をする。

すると普通に2-5待ちの満貫テンパイになるわけだが。相手からはどう映るだろうか。

ポン(西西西)?八八七??????

から八ポンして打七

なんか右手側にまだ1枚残ってる。
西は西家でドラだから鳴くのは当然だが、手はまだ整っていないのではないだろうか。
あの端っこの1枚はテンパイ時に捨てる予定の安牌ではないか?
だとしたら危険牌を捨てるなら今だな。万一の字牌単騎借りテンには気をつけないといけないが中張牌は通るだろう。

と考え、わざわざ危なそうな牌を先打ちして放銃を選んでくれるのだ。

晒す箇所と形と並べ方をよく考えて、出ない牌をわざわざ打たせろ!

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