異次元その87◉最後の最後まで戦う
麻雀において1番大切なことは目の前のその1ゲームを勝つことではない。
長期的な目で見た勝ちを得ることこそ最も大切なことである。
その為に心掛けていたいのは棄権しないという強い戦闘意思と行動。これに尽きる。
ゲームが終わるその瞬間まで戦う。
どんな結末になるとしても自分に出来るベストの戦略を思考し。その戦いから一瞬たりとも目を逸らさない。
飛び寸前の状況でこそ、その選手の真価が問われる。
私はそんな時が麻雀してて1番楽しい。逆転勝利こそ私の持ち味とよく言われるもので、東場で持ち点10000点を割るのはテツヤの勝ちパターンとまで言われたくらいだ。そんなわけはないのだが。
例え持ち点0で親番無しでも、生きているなら戦う。
事実、私は南2局持ち点なし親なしから
チンイツドラ1を下家からロン
リーチドラ5を対面からロン
メンタンピン三色ドラ1を上家からロンでトップになったこともある。
奇跡はいつでも何回でも起きる。何の前触れもなく。
命ある限り全力を尽くす。戦うためにここに居るのだ。脳死状態になるな。
最後の最後まで戦う姿勢を見せていれば、1000点の仕掛けも役満に見せることが出来るし1300のリーチも倍満ではないかと疑わせて降ろすことに繋がるのだ。
ベストを尽くして戦い続ける姿勢が相手の中で積み重なった時。つまり、尊敬された時。
点差に関係なく常に優位な関係性になれるのである。それこそが勝利。
その、本当の意味での勝利をするために、如何なる場合も戦い続ける姿勢が必要だと言える。
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