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異次元その53◉リズムのためならツモ切る

例えばリャンシャンテンで何切ったらいいかわからない手が入ったとしよう。

リャンシャンテンは1番難しい形になるケースが多いシャンテン数だ。個性が出るし基礎能力も試される。
20数年仕事で麻雀してる私だって難しいと思う形が沢山ある。
そんな時考えておくのは
この手のアガリ牌はどの色に求めるのが最良であるか?ということ。

そしてもし難しい形になってしまい考え込むことになる前に思い返す。
(今、長考して切る牌はアガリ牌として最良と考えている色が止められる可能性を高めてしまわないか)と。
もしそうである場合は今引いた牌をそのまま切る。リズムを崩してまで最多や最高打点を探さなくていい。
いずれ菖蒲か杜若。そんな手はどれ切っても同じくらい受けがあるものだ。探しすぎて長考するのが傷になるくらいなら今の形のままでいい。

そもそも長考とは今引いた牌が問題を作っているものだ。さっきまでは難しくなかった。
なら戻せばいい。問題をツモ切るだけでいいのだ。
パズル的最適打ではないとしても分からないものを考えるのは無駄に相手にヒントを与えるだけの長考となる。


解ける問題だけ解いていけ。
テストには制限時間もあるものだ。

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