【小話】僕は自信をもって「パラノマサイト File23 本所七不思議」をおススメしたい
とんでもないゲームに出会ってしまった。
各所から「面白い!」との声が挙がっていて、つい気になって買ってみた「パラノマサイト File23 本所七不思議」というゲーム。
正直あまり期待していなかった。
2月のニンテンドーダイレクトにちょっと映っていて「まぁ面白そうだけどマストバイではないよな…」と思っていた。
スクエニだったし。
そしてほかのニュース(主にメトロイド)にかき消され、記憶から消えた。
つい先日、発売が発表された時もそこまで気にしていなかった。
Switch Onlineのメトロイドフュージョンの方が気になっていたし、そこまで買う気にもならなかった。
でも、一つのツイートを見て気が変わった。
僕のNoteを読んでいただいてる方はお分かりいただけると思うが、僕は熱心なPS1アドベンチャーのファンであり、特に「街」に多大な影響を受けている。
そして「トワイライトシンドローム」も好みのタイトルだ。
そこまで好きなタイトルを羅列されるのなら興味も沸くものである。
また、最近「IMMORTALITY」や「街」の記事で知り合った方々が、口をそろえて「神ゲー」と言っていたのも興味をあおった。
「そこまで言うんなら相当なんだろう」と思って遊んでみることにした。
…遊んでみてわかったが、「このゲームが現代に生まれたのは奇跡だ」と思うほどに、このゲームは僕のツボに刺さった。
今まで遊んできたアドベンチャー、推理もののゲーム、ノベルゲーム、ホラーゲーム。
そのすべての要素が折り重なって、いいところだけを寄せ集めたように襲い掛かってくる。
先ほど挙げたツイートの「街」と「トワイライト」に刺さるというのは本当で、それも想像以上のものだった。
ありえない。
この質のアドベンチャーが、令和に出ることがありえない。
とにかく90年代のアドベンチャーのインスパイアを感じるのだ。
「トワイライトシンドローム 探索編」で感じた不気味さも、「街」にあった驚きも、00年代にはなるがSIRENで感じた言いようのない恐怖とオムニバスな形式も、すべてが本作には詰まっている。
そしてありえないほどに面白い。
泥沼にはまっていくかのように、ゲームを進める手が止まらない。
それでいて、新しい驚きも感じられる。
ネタバレなので説明できないが、常に驚かされること間違いなしだ。
90年代らしさを残しつつも、現代的に再解釈された要素も加わっていて、ずるずると引き込まれていく。
正直これを2000円で買えるということ自体が異常である。
僕のNoteを楽しく読んでもらっている方々には真っ先に勧めたいタイトルだ。
今はプレイ中であるのでネタバレ形式のレビューを書くこともできないが、クリア後には確実に書くと思う。
今すぐ買って遊んでほしい。
絶対に後悔しないから。
本当に、どうしてこんな傑作が、令和のSwitchで生まれたのだろうか…?
手軽に、しかもお手頃価格でこれが遊べるって、スクエニはどうなっているんだ…?
本当におかしな話だ。
異次元に面白いゲームなので、本当に遊んでほしい。
僕からは以上です。
今度はネタバレレビューでお会いいたしましょう。
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