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このタイミングでPS5を買った人の購入理由&使用感レビュー

こんにちは、なるぼぼです。

さて、ついに新しいゲームハードを買ってしまいました。
それもPS5。

元々ゲーミングPCを持っていて、そっちで遊んでいたにもかかわらず、今回はPS5の選択をしました。
この記事では、「なぜPS5を買ったのか」という購入動機と、「実際使ってみてどうなのか」という使用感をお話しながら、PS5はこういう人に向いているかもね、といった言及をします。
今ゲームハードで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
それではいきましょう。


1.購入前のハード環境

まずは、購入前のハードの環境から。
前述したとおり、僕の家には現在ゲーミングPCがあり、高性能ゲームは基本そっちで賄っていました。
一応SwitchやPS2なども完備していて、スペックが必要なゲームはPCで、持ち運びに向いたゲーム(ローグライクなど)や任天堂IPはSwitchで、レトロゲームは各ハードで、という遊び方をしていました。

しかし、この遊び方にも限界が見えてきます。
家のゲーミングPCは6年前に買ったものであり、スペックの限界が見えてきたのです。
長期の使用による寿命の問題もありますが、それ以上にグラボの発展による推奨ゲームスペックの増加に、PCが追い付けなくなっていました。
昨年プレイしたRDR2の処理落ちから若干その気はあり、今年の夏に買ったエルデンリングで60fpsで安定して起動できなくなったことから、ハードの交換を考え始めました。
現在のPCスペックは以下の通りです。

モデル:Dospara/Garreria ST
CPU:Intel Core i7-6700 @ 3.40GHz
グラフィックボード:NVIDIA GTX1060 6GB
メモリ:16GB DDR4 SDRAM
マザーボード:ASRock H110M-ITX

こうした流れで、6年前のハイエンド寄りのスペックではあったものの、2年前に発売されたゲームの挙動が怪しい点や、HDDの摩耗による負担の問題、PC全体での寿命や故障リスクなどを考えて、ゲームハードの更新を考えるようになりました。

2.候補とPS5の購入理由

さて、ではなぜ今ゲーミングPCからPS5に移ったのか、理由をお話していきます。

まず、新しいゲームハードの候補としては以下の3つがありました。

①ゲーミングPCを買いなおす
②PS5を買う
③Xboxを買う

それぞれ利点と難点があるので、それも確認していきましょう。

①ゲーミングPCの買いなおしは、現状の状態を維持しながらハードの買い替えに持っていける選択肢です。
今のゲームをそのまま新ハードに持ち込めるうえに、何年かは似た環境でゲームを続けることができます。
一方でコストが高いうえ、今のPCでは動画を見たり作ったり、記事を書いたりする上では全く問題がない点が難点になります。

②PS5の購入は、ハードを更新しながら新しい環境にもっていくという選択肢です。
PS5やPS4のゲームができるほか、いくつかのゲームは中古を駆使すればPC市場よりも安い値段で集めることができます。
ゲーミングPCの半分以下の値段で買えるコストの低さも魅力。
一方で、キーボードやマウスを扱った対人ゲームに慣れている分FPSでかなり不利になる点や、PCで集めたゲームを遊べない点が難点になります。

③Xboxの購入は、上記と同じ環境下でありながらも、Xbox全互換などゲームの幅が広い点が魅力になる選択肢です。
後方互換の充実性や、サブスクで遊べるゲームの魅力的ラインナップなど、タイトルの魅力が目立ちます。
一方で、洋ゲーが多い分Steam市場との被りが多い点や、Xbox SeriesXは入荷困難状態にあることが難点です。

これらを総合したうえで、僕はPS5を選択しました。
最大の決め手は、コストとパフォーマンスの両立です。
PS5ではある程度の専売タイトルや自社タイトルが揃っているので、XboxやPCと比べて独自の魅力があります。
また、ゲーム用に最適化されたグラフィック機能を備えているので、変に設定を弄る必要がない点は楽で良いです。
さらに、ゲーム用のハードであり長期販売が見込まれることから、スペックが足りなくなる状態でも最適化されて販売される可能性が高いです。
最悪ハードが追い付けなくなっても、売却してしまえばそこまでのリスクもありませんし、何よりPCで追いつけなくなるよりは痛手になりません。

これだけならXboxでもいいのですが、入荷状況が非常に悪い点、Xboxのサブスクだと日本語化されていないゲームの導入が増えるリスクがある点、中古市場がほぼ機能していない点から避けました。
これらの理由を見て、僕はPS5の購入が一番良いと判断しました。

3.使ってみた使用感

では、ここから使ってみた感覚を、いい点と悪い点に分けて紹介していきます。

良い点① ゲームのロード速度がマジで速い

これホントに凄いです。
PCのSSDよりも体感ゲームのロード速度が速いです。
ファストトラベルなんかでマップを読み込んでる時でも、ものすごい速さで移動できます。
PC版を遊んでいるデスストなんかでも、明らかにロードが早くてびっくりしています。
ロードは単純に時間のロスなので、ホントにありがたいですね。
特にPS5はオープンワールドをやることが増えそうなので、このスピードはありがたいです。

良い点② サブスクの充実性

Xboxと比べて色々と言われがちなPs Plusのゲームカタログですが、個人的にはPS版も結構いいと思っています。
FF7Rや新すば、FF15などのスクエニ製タイトルの充実さもありながら、UBIの各タイトルやデスストなど、オープンワールドもかなり充実しています。何より、SIE製のタイトル(Horizonやワンダ)がしっかり揃っているのがいいですね。
特にGhost of TsushimaはPS5のディレクターズカット版が収録されているので贅沢です。
値上がりされたとはいえ、Xboxに近い価格帯でかなりの量のゲームを遊べるので十分得だと思います。

良い点③ コントローラーがすごい

今まで安価なコントローラーを使っていたからか、PS5のDualsenseは多機能で目を引かれます。
振動はシンプルに震えるだけでなく、細やかな振動の違いがあってゲームの臨場感を増してくれています。
コントローラーに3.5mmプラグが接続できたり、マイク機能がついていたりと、音声周りも充実しています。
さらに、コントローラーにスピーカーがついており、ゲーム中の電話やデスストのBBの鳴き声など、一部の音が直接出るのでさらに臨場感が増します。
機能たっぷりで楽しめるコントローラーは、PS5の魅力の一助になっています。

良い点④ 細やかなゲーム環境への配慮

地味にありがたいのが、ゲーマー向けの配慮。
SNSの共有機能で細かく動画が撮れるだけではなく、配信をPS5オンリーで行えたりと、ゲームの共有機能には事欠きません。
さらに、レストモードとしてスリープ状態にすることで、ゲームをダウンロードしながら休憩することができたりと、ゲームをする時間以外にも様々な部分で配慮が行き届いています。
あとブルーレイが再生できたり、動画系アプリで動画が見れたりと、映像周りの機器として扱える点も、PCしかない今の自分の部屋には相性がいいです。

良い点⑤ ありがたい後方互換機能

これが購入の決め手になっている部分もあるんですけど、PS5はディスク版を買えばPS4のソフトのほぼ全てを読み込んで遊ぶことができます。
これがほんとにありがたい。
中古でディスクを買った方がPCのセールより安い場合が結構あるため、ソフトによってはPS5で遊んだ方が良いタイトルがちらほら出てきます。
それに、PCで発売されていないタイトルでやりたかったやつが遊べるようになるので、これもありがたいです。
P3DやThe Last of Us 2、BloodborneなんかはPCで出ていないタイトルですし、PS5の後方互換で遊べるのは助かります。
一部タイトルはフレームレートの向上などアップグレードされた状態で遊べるので、そこもいいですね。

悪い点① 思ったよりでかい

ここからは悪い点。
サイズが思ったより大きかったのは想定外でした。
コンシューマーゲーム用の棚が部屋にあるんですけど、大きすぎてそこに入らないという始末に…。
特に高さが思ったよりもあるので、設置場所のサイズは気にした方が良いと思います。

悪い点② ディスクを買うメリットが少ない

これは僕の失念もあるんですけど、ディスクを買ってもデータをSSDに入れてしまうので、ディスク版を買うメリットが少ないです。
入れ替え自体は面倒ですし、ゲームデータがSSDに入る分容量を圧迫してしまうので、ディスクを買ってもSSDを増設しなければならない…といった事態に発展する恐れがあります。
サブスクに入ってる分1TBでも足りないんじゃないかってぐらいのゲームを現状手元におけるようになっているので、ディスク版を買って入れ替えながらゲームをするのに不向きだな…とは思います。
お値段抑えたいなら、デジタル版を買ってサブスクと合わせるのも選択肢としてはいいかもしれません。
とはいえ後方互換機能は魅力ですし、ディスク版は特典が付く場合もあるので、それらを考量したうえでデジタル版を買うかどうかは考えた方が良いと思います。

今の体感はこんなところですね。
色々問題点もあるとはいえ、爆速で読み込みしてくれる点はゲーム用ハードとして買った分本当にありがたいので、負荷のかかるゲームはPS5に回したい!と思っていた僕にはぴったりの環境が作れたのかな、と思います。

4.終わりに

いかがでしたでしょうか。

最近はPC含めてゲーム市場の進化が著しくなっているので、どうしてもこういう問題に頭を抱える機会が出てくるかと思います。
僕はPS5を買うことで結論を出しましたが、この先どうなるかは状況次第…といったところになるかもしれません。
とはいえゲームする時間も最近は限られていますし、新作にこだわりがあるタイプでもないので、今の環境がいいのかな…なんて思います。

さて、次回の記事は「Bomb Rush Cyberfunk」と「Blasphemous2」を絡めた、8月の話をちょっとだけしたいと思います。
世間の流行をガン無視してインディーに捧げた夏の顛末をちょっとだけお話しできたらな、と思っています。
お楽しみに。

それではまた次回。
さよなら~。


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