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【小話】猟奇的なグロ描写に思うこと

こんにちは。

今日はなんか「アニメに出てくるやべーやつら」みたいな動画を見てて思ったことをほろほろと書こうと思います。
主観の話でしかないので適当に見ていってください。

今日は偶然にも「BLOOD C」というアニメに出てくる「量産型」というキャラに出会うことができました。
まぁやることえげつないですね…。
動画を見ただけなのですが、僕は過去一番のレベルで生理的嫌悪感を覚えてしまいました。
もちろんそれをしばくことでアニメが成立してるとは思われるのですが、残虐な行為だけを抽出してみると何とも言えないおぞましさを感じます。

ただ、これを見た後でふと疑問に思ったのが、「自分はゲームでもこんな描写見慣れてないか?」という点。
例えば、「サイコブレイク」なんかだと両方から回転ノコギリで真っ二つにされそうになるわ、死体はその辺にわっさわっさ転がってるわ、肉片の精神世界みたいな血の赤の世界はあるわと滅茶苦茶です。
極論だと、FPSなんかは普通に人の頭撃ち抜いてるのでえげつない描写に入ると思います。
露骨なのだと「Sniper Elite」あたりですかね。頭蓋骨見えるやつ。

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「量産型」は残酷な描写以外にも、「人をたくさん殺す」という描写を描きます。
もちろんゲームにもそんな描写はあります。
人類滅亡エンドなんかはそれの典型例に当たりますね。
作品名挙げると「ドラッグオンドラグーン」とかかな。
「真・女神転生」も東京にICBMが落ちたり大洪水が起きたりと、人類滅亡とは言いませんが大災害描写が多いです。

ここでゲーム以外の話。
実は僕、アニメにおけるグロ描写に滅茶苦茶弱いです。
昔、縁あって大学のサークルでSchool Daysをプロジェクターで見ようみたいな企画があったんですけど、僕だけ見なかったことがあります。
あと漫画とかも無理です。
ジョジョ読もうとしたときに、偶然立ち読みしたシーンが腕が千切れるかなんかのシーンで読むの諦めた経験があります。
ファンタジーものとかもヤケに暗い要素が多かったり、グロ描写があるんじゃないかと憶測してしまったりであんまり手をつけられず、家にある漫画とかも日常ものが大半です。
エヴァもある程度見れますが「ちょっときついな…」と思うことはあります。

量産型EVAはメガテンのニーズホッグみたいで可愛いと思うけど。

なんでアニメや漫画はダメで、ゲームはいいんでしょうね。

個人的な考えとしては、想像力の働き方と痛みの問題だと思います。
前者から説明すると、アニメや漫画は見るだけのコンテンツだからある程度の猟奇性に自分の痛そうという気持ちが重なっていく。
ただ、ゲームは実際の自分の操作感覚があるわけですから、そこまで痛みに結合する要素がない。
巻き込まれる一市民にフォーカスするシーンって、アニメとかだと一般的ですけどゲームだとそこまでないような気がします。
周りの人間自体いないゲームとかありますからね。Lainとかはその典型例じゃないでしょうか。

次に痛みの問題の話。
要は「ゲームは相手に痛みを与えてる」ということです。
例えばSniper Eliteは敵を倒してるわけですから、自分が痛みを感じる感情移入はしないわけです。
プレイヤーは基本主人公にしか視点が行かないわけですから。
仮に相手にやられたとしても、FPSは自分から見た視点しかないわけですから、グロ描写を表現する時点で不可能です。
アニメは基本的にやられるシーンでグロ描写が多かったりするので、そこに感情移入しちゃうんでしょうね。
「量産型」は一般市民相手にしてる分、自分たちと近いものがありますし。ウシジマくんの外伝(人の名前忘れちゃいました)は残酷猟奇殺人犯が主人公ではあるものの、全く感情移入できない点で猟奇性への不安はないです。
ジョジョはたまたま仲間がやられてたシーンだったのがまずかったんだと思います。多分…。

まぁそんなこんなでした。
まとめる気がないのでこの辺で締めときます。またなんかあったら記事書きます。

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