金属バット夢中で振るか意識して振るか

カードゲームにおいてどう練習するかつまり何を意識して練習するかを考えていきます。スマホで書いているので目次がないことを先に謝っておきます。

対象としている方
・カードゲームで勝ちたい人
・練習がマンネリ化してる人
・プレイだけでは差のつかないゲームをしている人

1.カードゲームに必要な要素を分解して考える。

いきなり勝率を上げるには?などど考えても容量を得ない抽象的な答えしか出ず説得力にも欠けるので、「困難は分割して考えろ」にしたがって考えていきます。
勝率=デッキ選択×構築×プレイ×運

ではそれぞれの係数について最大化するにはどうするか(何を意識するか)を考えていきます。各係数について分析、評価指標、実行プランの順で書いていきます。

2.デッキ選択

a.現状分析
メタゲームのプレイヤー 割合、性質
A 5%程度 レート1850~が安定している。
B 15%程度 レート1700~1850程度
C 40%程度 レートをやってはいるが安定せず
D 40%程度 レートにアクティブでなくランクマ中心(50戦せず)、RageやJCGのみに参加

デッキ選択=Σその大会or環境メタゲームのプレイヤー(A,B,C,D)の割合×Σ対デッキタイプごとの勝率(N1)×デッキタイプの遭遇率(N2)
N=A,B,C,D
がデッキ選択における勝率と考えます。
つまり
・レートにおいてはA,Bに一番高い勝率がでる。
・ランクマにおいてはC,Dに一番高い勝率がでる。
と言えます。
ここではレートを中心に考えますのでA,Bを念頭において考えていきます。


つまり上の式は
デッキ選択で出る勝率=Aの割合×(ΣA1×A2)+Bの割合×(ΣB1×B2)

を最大化することを考えます。

N1…デッキタイプごとの勝率
これを把握するには
・配信を見る(そこそこの実力が担保されている人)

N2・・遭遇率
・配信を見る→その日の概ねの頻度がわかる。
・N1も配信を用いた予測を行う。→N1がまずは必要。

b.評価基準

・ミラーの割合が少ない(20%未満)もしくはミラーでの勝率が6割以上である。
・自分がAの時に環境上位デッキ(20%以上存在するアーキ)に対してそれぞれ(A,B相手)に55%を越えている。
・環境上位デッキに対して45%を下回る相性差はない。
・メインデッキと異なるクラスである。


c.実行プラン

・配信を見ること
目的は?→メタゲームの把握とAになった時の勝率の把握
メタを把握するとなにがわかる?→まずは始めにプレイを練習すべきデッキ(ポジションをとる。)
・自分で予測すること(将来的な目標)



3.構築

a.現状分析
構築に関しては同じアーキタイプにおいて上のデッキ選択をカード選択に言い換えるといいと思います。

カード選択の方法は以下の3つです。
①対面に依らず強くデッキの核となる動きや単体性能を持つカード(デッキを選択する理由となるカード)
②特に強いわけではないが、数合わせやデッキを少しでも安定させるために入れるカード。
③特定対面では弱いが、特定対面においては効果を発揮するカード。

つまりここですることはどのカードが①、②、③(強いなら弱いならどのクラスに対して)を把握することです。

b.評価基準
・スペックが環境のレンジにおいて不足していないか?
・デッキのメイン戦略に絡んでくるか?
・デッキのサブ(再現性がある程度高い)戦略に直接絡んでくるか?
→どれか2つを満たしていれば①


・マリガンやプレイで寄せられる程度のサブ戦略を取れるか→③

c.実行プラン

・配信を見る→どのカードがどれかの仮説を立てる。
・ルムマやレートをする→再現性やスペックについての検証をする。
・メインの戦略については数戦でつかめるようになり言語化する。(将来の目標)


4.プレイについて

a.分析
プレイについては戦略的なもの、戦術的なものがあると考えています。

ここでいう戦略とは大局観と言い換えられ、どのような勝ち筋で勝つかということです。戦略を掘り進め研究することはデッキの戦術を支える土台をつくることで疎かにすると、上手くはならないし独力で上手い相手に高い勝率は出せないと考えています。それでは、この戦略を2つの方向性でより具体化していきます。
①より戦略的な具体化→~対面では~ターンに、~があるなら~くらいの割合で~の戦略狙う。
②戦術的な具体化→~の戦略を取るために~ターン目は~の動きをする。逆に~の動きができているときはもう1つの戦略も並走させることができる。
のように考えていきます。

次に戦術的な話です。戦術とはこのターンに~をするか、相手に応じてどの択を取るかなどの具体的なプレイ全般のことを指しています。
よって、戦略を研究する段階から既に身に付きはじめており、後は蓄積させていくか、流すかで無限に差がつきます。
一般的には配信などではこちらのプレミしか見られないので素人目でも批判しやすい所です。


b.評価基準

戦略
・メイン、サブによらずより具体化(対面の動き、ターン数、自分の手札)する。
・再現性を数値で確認する。(統計、確率の両面から)


戦術
・あてはまる場面を抽象化してどの戦略につながるか分析する。
・他の択との相対的なデメリット、メリットを分析する。

c.実行プラン
戦略
・配信を見る→勝ち筋の詳細のメモ
・メリット、デメリット→リプレイ、配信の映像の検証

戦術
・相手を変えながらルムマからの検証を繰り返す。→ 相手のレベルを固定して試行を繰り返す。(多分全部の練習で一番重要視するところ)

5.まとめ

練習方法はルムマやレートを使ったプレイと検討、プレイの視聴と検討のようにほとんどバリュエーションはないと思います。
ただ、この作業を繰り返しても得たプレイやメタの答え(戦術)はリセットされます。しかし、作業効率やその正確性(戦略)は一定まで向上するので目的をもってたゆまずやりたいところです。
読んでくださりありがとうございました。


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