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【4分で読める】選ぶ理由を2つつくる(木戸)

*博報堂時代の『心・技・体』…技㉗


おはようございます。HDAの木戸です。

前回の投稿から、1か月以上空いてしまいました。様々なお仕事をいただいていて、子どもの幼稚園の入園などが重なり、ここ数か月は仕事のペースをつくるのに苦労しました。

この週末は、年末年始に向けて、経費関係をまとめたり、プライベートでは自宅の大掃除したり、1年の締めくくりに向かっている中で、ふと、早朝ワークの中で、30分ほど時間があったので、久しぶりの投稿をさせてもらいます。

大掃除の中で、自宅の本棚の整理をしていました。

僕は、仕事用の部屋の壁を、一面本棚にしています。その本の中で、目に留まった一冊の内容を例に、今日の話をさせていただきます。

その本が、コチラ。

「逆転を『アイデア』に変える企画術(宣伝会議/河西智彦)」

博報堂時代の先輩、河西智彦さんが書いた本です。

ちなみに、僕は、独立してからこの本に出会い、その後の仕事や企画でもこの本のノウハウを活用させていただいていますし、著書に登場する方に連絡して、一緒にお仕事させていただいたこともあります。

個人的にも、河西さんには可愛がってもらっていますが、面白い、ぶっ飛んだ方です。笑

その本の中で、「行く理由を2つつくると、人は動く」というテーマが出てきます。

広告においてこの視点はとても大事で、2つ行く理由ができると、ついでに行けることでお得感というか、参加や購入のハードルが一気に下がります。

著書の中では、温泉旅行の帰りにアウトレットに寄って帰ってこれる。みたいなパターンが紹介されていますが、まさにそういうことです。

思い返すと、自分が選択するとき、行く理由がいくつあるか?が大きな判断基準になっていることが沢山あります。皆さんも、そうではないでしょうか。

少し余談ですが、、、

障がいをもつと、トイレや風呂、移動時間(駅の乗り換えでエレベーター乗り継ぎなど)が多くなったりします。

だからこそ、健常者より効率よく生活しないと「人生を損する」と感じていて、ちょうどその頃に上記の言葉に出会ったこともあり、、、普段から、行動の理由を2つつくって、アクションするよう心がけています。

例えば、目の前の仕事で例を紹介すると・・・

●サッカースクールの告知・PR

HDAで連携しているアルコ神戸(女子フットサルクラブ)の中で、フットボールスクールの告知をしています。

以下、今日から告知開始のクリエイティブ3種類です。

図1

もちろん、広告なので、「集客」が1番の目的ではありますが、3種類を同時に告知で試すことによって、今後のスクールの「訴求点の検証」が、2つ目の目的になっています。

こんな感じです。

●仕事を組み合わせる

もっと身近な例でいくと、普段から、飲食業でランチのデリバリーをしていますが、つい先日も、「デリバリーのついでに、法務局に寄って帰ってくる。」というのを2つ組み合わせることで、ちょっと遠出のデリバリーのハードルも下げられます。

デリバリーの経費も半額になるので、経費削減です。

●”ながら”作業をフル活用

さらにさらに、身近な例。

ラーメン屋の行列に並びながら、メールの返信を済ませる。

ながら作業にすることで、効率よく過ごせますし、今回の例で良いのは、「待ちたくない」×「もっと時間がほしい」という、対立する欲求を組み合わせると、集中力が飛躍的に向上します。

少ない時間でメール返信は済ませたい!と思って集中するし、あっという間に待ち時間が終わってしまって、ラーメンは早く食べられるし。。。

てなか感じです。

こうした習慣も、その原点は、上記に紹介した著書がキッカケだなぁと、改めて感じた。そんな2021年の、年末の大掃除でした。

では、今日はこのへんで。

ありがとうございました。

このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~35歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。

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