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ニポカリマブ(johnson & johnson)
ジョンソン・エンド・ジョンソンの「ニポカリマブ」が、FDAから『新生児赤血球溶解症(HDFN)』治療薬としてブレイクスルーセラピー指定を受領👏#製薬プレス解説
— チクチク@製薬ブログ (@mrnetinfo) February 10, 2024
この薬は、高リスク重篤HDFN妊婦に対する治療薬として現在、唯一臨床開発されている治療法📝https://t.co/GQbytBVNI7 pic.twitter.com/PH9hUDmQUs
本日はブレイクスルーセラピー指定をうけたジョンソン&ジョンソンのニカポリマブを掘っていきます!
ニポカリマブの作用機序
FcRnとの結合: ニポカリマブは、FcRnに特異的に結合し、高い親和性を示します。
2. IgG再循環の阻害: ニポカリマブがFcRnに結合することで、IgGの再循環が妨げられます。これにより、IgGは通常どおり分解されずに細胞内に保持される代わりに、分解されやすくなります。
このプロセスの結果として、体内のIgG(自己抗体を含む)のレベルが低下します。これにより、自己免疫疾患において異常に高まっているIgG自己抗体の量が減少し、症状が改善されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1707692526118-jD9hd3KGWV.png?width=1200)
ニポカリマブは、この独特な作用機序により、自己抗体が関与する疾患(例えば全身性重症筋無力症や温暖型自己免疫性溶血性貧血など)の治療に有効であると考えられています。
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