COTYのコンパクトとタルク缶

画像1 念願だったCOTYのコンパクト。アンティーク着物で携帯したくて探していました。黒い着物でも合いそうです。
画像2 購入したコンパクトは1930年代のものだそう。COTYの広告をよーく見てみると、年代によって表側のパフの数や裏側の意匠が異なっています。こちらも欲を言えば1920年代に発売されたものが欲しいですが状態が良いので大満足です。
画像3 デザインはレオン・バクストとルネ・ラリックによる合作だそうです。素晴らしい。一時はHoubigantも可愛いから満足だと自分に言い聞かせてきましたが、やはりcotyが欲しかった!
画像4 ロリガンとタルク缶も仲間入り。ロリガンのオレンジ色とパフ模様のパウダーボックスが大好きです。
画像5 パウダーボックスはレオン・バクストによるデザイン。オリジナルはモロッコ革に金箔のエンボス加工が施されていたそうですが、ジョルジュ・ドレーゲルにより安価な厚紙素材が開発され、その素材を活かして商品が展開されました。画像は婦人グラフ(1927年)に載っている代理店「岡本商店」の広告です。
画像6 1920年代〜1930年代(?)のCOTY L'Origanタルク缶。普段遣い用の装身具を置いている場所に置きたくて入手しました。
画像7 未使用品でパウダーが入ったままです。L'Origanらしい色合いが可愛く他の小物が引き立ちます。
画像8 欲を言えばTalcumの容器が好みなので欲しいところです。ちなみに、中山太陽堂のクラブタルカンはCOTY Talcumのデザインを模倣したと分かります。画像を並べてみると一目瞭然です。よく観察すると、Coty Talcumの方が美しい形をしているように見えます。