★《続・読書余論》フランソア・カロン著、幸田成友tr.『日本大王国志』昭和42年刊・ほか

 こんかいの《続・読書余論》は、徳川時代のはじめ、オランダ商館で活躍した冒険商人による最初期の日本リポートです。訳しているのは、幸田露伴の弟で、日本の近代史学の草分けの一人。

 附録として、オランダ関係、マレー関係、ポルトガル関係、スペイン関係の摘録を、《旧・読書余論》から、集めてみました。

 そのコンテンツには、『イランと支那文化』『南洋文学』『東京市の舗道』『高野長英全集 第五巻』『モルトケ』『近代軍制の創始者 大村益次郎』『幕末兵制改革史』『上杉鉄炮物語』『河川講演習 第1輯』『雷銃操法』『北京襍記』『知識民族としてのスメル族』『幕末軍事技術の軌跡――佐賀藩史料「松乃落葉」』『横河橋梁八十年史』『船舶史考』『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』『大東亜回教発達史』『米国統治時代の比島の警察制度』『弾談義』……などなど、奇書・珍本が満載!

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