★《続・読書余論》船田亨二著『ローマ法入門』昭和18年刊・ほか

 こんかいの《続・読書余論》は、法律にベースを置かないムチャクチャな国家運営が可能な某国や某々国の法哲学素養を考察するため、戦中の東大のローマ法の入門テキストを読んでみました。

 併せて、《旧・読書余論》から、関連ありそうな摘録をあつめてみました。

 そのコンテンツには、『泰西勧善訓蒙』『虚構大学』『英人の見た海軍兵学校』『石井良助先生還暦祝賀 法制史論集』『英国憲法史』『日本人の神』『帝国国防史論』『騎行・車行の歴史』『デモクラシーの理想と現実』『支那文化の源とバビロニア』『文字の歴史』『ルソー全集 第十一巻』『新装版・世界の大思想 9 ホッブズ リヴァイアサン(国家論)』『[改訳版]中世都市成立論――商人ギルドと都市宣誓共同体』『西洋古代の奴隷制』『ファツショ運動とムツソリーニ』『資本制生産に先行する諸形態』『長谷川如是閑集』『権利のための闘争』『ヨーロッパの新聞と助成政策』『農業をはじめたい人の本』『図説 西洋甲冑武器事典』……などなどが、ふくまれています。

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