東京国立近代美術館 『重要文化財の秘密』 森鷗外に導かれて
東京国立近代美術館で開催中の『重要文化財の秘密』展を見てきました。明治以降の重要文化財(絵画・彫刻・陶芸)68点のうちの51点を集めた特別展です。
去年、東博の国宝展を見た時に知りましたが、国宝指定の美術品のうち、成立年代が一番新しいのは渡辺崋山の『鷹見泉石像』(1837年)。つまり、明治以降の作品はまだ国宝にはなっていないんですね。ある程度時間が経たないと、評価が定まらないということなのでしょうか。
文化庁のHPに「国宝 重要文化財のうち極めて優秀で、かつ、文化史的意