江戸時代の交換日記、ドレフュス事件 2023年2月 読書記録 【読書感想文】
2月は村上春樹さんの初期長編を読み進めながら、合間に徳田秋声&谷崎潤一郎の小説を読みました。これらの作品については個別に取り上げる予定なので、ここでは、気分転換用の新書と寝る前に20ページずつ読んでいる『失われた時を求めて』について書きます。
揖斐高『江戸漢詩の情景 風雅と日常』(岩波新書)
森鷗外の史伝小説の影響で江戸時代の漢詩に興味を持ったので、入門書を読んでみました。江戸期に書かれた漢詩から、様々なアプローチで文人(≒教養人)たちの生活を解説する新書でした。