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青空文庫

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2022年12月の記事一覧

2022年11月 読書記録 青空文庫、ゴーギャンと祖母など

 11月に読んだ青空文庫は、三作。落語の口述筆記と江戸時代の浮世草子の現代語訳です。文豪の小説の合間に、こうした毛色が違う作品も読んでいきたいです。 三遊亭圓朝『真景累ヶ淵』『牡丹灯籠』  息抜きにショートショート的なものを読みたくなって圓朝の落語を選んだら、どちらも中編小説ぐらいのボリュームでした…。  三遊亭圓朝は、幕末〜明治に活躍した落語家です。多くの新作落語を創作し、落語中興の祖として知られます。  『真景累ヶ淵』には歌丸師匠のCDがありましたが、何と七枚組。CD