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ジョアン

ボクの息子ジョアン。
彼は素晴らしい子だよ。
気立てもいいし、顔立ちもすごく整ってるし
ボク譲りの黒髪にブルーアイ

この年頃の男の子にしては背も高いし
なんといっても賢い。親が見てなくても勝手に勉強もするしスポーツも得意だ。家事もこなせるよ。料理もお手のもの。

特筆すべきはママのことが一等大事で彼女のナイトだっていうこと。


これもボク譲りかもしれない。とにかくママが大好きで同じ年代の女の子に関心がまだ薄い。
同年代の女の子はジョアンに夢中な子多いらしいって
彼女から聞いてるけど本人は呑気なもんだ。

この間は自分が夏の間に家でアルバイトしたおこづかいで彼女に花をプレゼントした。

ボクが意地悪して?薔薇を買わせなかったけど笑
しかたないさ。彼女に薔薇を渡せるのはボクだけと決まってる。彼女にバレたら怒られそうだけどね。

ジョアンと張り合ってどうするの!って言われそうだけど。これは張り合ってるんじゃなくて遊んでるんだよ。遊びのなかでボクの「哲学」を教えてるだけだよ。

将来女の子の扱いが下手な男の子だと女の子困るでしょ?どっかのだれかみたいにさwwwwww
なかなか意思の疎通がうまくいかなくて大変だったじゃない。けどボクも彼も幸せを享受することができた。愛するひとがいるということはなんと幸せなことだろうね。

でね、ジョアンなんだけどさ。次の休みにボクの仕事場見てみたいっていいだして。ボクの仕事に興味あるらしい。こんな日が来るなんておもわなかったなあ。。あの子仕事継ぐのかな?まだわからないけどね。まだ彼はエコリエだし。

ほんとに子どもがほしくてずっと念願だったんだ。口には出せなかったけど。だから子どもができたとわかったときにはひとり祝杯をあげたよ。無事産まれたときには感動して声もでなかった。こっそり泣いたけどね。
とにかく母子とも無事だったことに感謝しかなかった。一週間寝れなくて。なにかあったら嫌だから。すごく責任感が湧いたさ。絶対守らなきゃって。

わたし大丈夫よ。寝てね?て言われたけど
あのときみたいにちゃんと呼吸してるか心臓が動いているか心配でたまらなかった。ふたりとも生きてて良かった。ほんとうに。


まぁ男の子だから当然ママにべったりなんだけど
早く寝かせたくてまあ苦労したよね。毎日本の読み聞かせして。寝かせたくて必死。
ボクも彼女との時間が必要だしね。
彼と同じくらい彼女にべったりしたいのは大人も子どもも関係ないさ。

大きな病気もせずにすくすく育ってくれてほんとに感謝してる。

…ところでさ。ジョアンも大きくなったでしょ?
だからさふたり目考えてみない?
キミが負担にならないのが一番なんだけど。

「家族」がほしくてやっとかなったから毎日が幸せなんだけど。欲を言わせてもらうならキミに似た女の子がいたらもっと幸せ。もっというなら男女の双子がいいなあ。これこそ神のお計らいだからボクがどうこうできる事じゃないけどね。

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