回りは自由研究のお題で溢れてます
子供の頃のトラウマでしたね。
自由研究のお題って、子供や若い親には見つけ難い。
なぜお題が見つけにくいのか?
答えは簡単でした。
自分が構えすぎていたのです。
大学の卒論で思いました。
失敗することも研究になる。
この研究は意味がない ということが分かるだけで、学会には役立つ ということが。
そして、それに伴って、役に立つ研究題材を見つけて追及することも大事ですが、じっくりと身近なものを観察する研究というものもある。
構える必要はないのです
見つめ続けるだけで良いのです
例えば、アサガオの観察は、毎朝写真を撮って、一文の感想だけで良いのです。
最後に、写真を文と一緒に印刷すれば、完璧な観察日記です。
咲いて、しぼんで、枯れましたとあれば、それだけで拍手喝采の研究です。
人の観察やテレビの観察でも良いのです
お父さんの朝の様子。
お母さんの洗濯物の枚数。
家の前を通る人の朝7時から8時までの人数。
これだけで立派な観察です。
昨今なら、これに毎日のコロナの新規感染者数を付ければ立派なコロナの研究です。
ネットで渋谷交差点を観察して同じようにまとめても良いでしょう。
更に究極は、ニュースのトップ項目だけを記録する観察です。
特にNHKの正午や午後七時のニュースは全国どこからでも視聴できます。
これは旅行する時に大変便利です。
海外旅行の場合は録画という武器があります。いやあ、良い時代になりました。
自由研究の題材ですから、画面を写真でとっても著作権問題は大目に見てくれるでしょう。
トップ項目だけでも毎日を並べて、単語数を数えてみる。
単語ごとにカウントしてみる。
多い単語は日毎にグラフ化してみる。
社会状況を見事に反映すしていることに驚くでしょう。
なにより、録画しておけば海外旅行で家を空けていても良いし、途中でさぼっても取り返しができます。
バラエティに出る芸人の名前を記録するだけでも面白い研究です。
歌番組で取り上げられる歌手や曲名も。
テレビやネットは観察するものであふれています。
小石一つでも研究対象になります
なにもネットやテレビに頼る必要はありません。
一個の石や百均で売っているレンガや木切れでも、ベランダや庭で雨ざらしにしておけば観察対象になります。
数個を、日に当たる場所、当たらない場所、湿った場所とかに置いて、毎日写真を撮ると、違いが分かるでしょう。
でも、夏休みが過ぎようとしている今から始めるのは無理がありますね。
でも、この題材は来年使えます。
家から見える山、目の前の道路、雲とかも同じようなお題になりますね。
自然現象も社会動向も 何でも記録すれば研究です
普通は、目的をもって研究しようと構えます。
でも、何が起こるかわからないものでも、観察し続けることが大事なのです。
夏休み中観察して、お父さんの起きる時間はバラバラでした と分かるだけでも良い研究なのです。
今までさぼっていたら?
ネットにはいろんな日毎のデータが山積しています。
どう使うのかは、工夫次第です。
いろんなグラフにしてみると、面白いものが見つかります。
二つのデータを足したり引いたりしてグラフ化しても面白いですよ。
グラフ化とデータの足し算引き算は面白いものを見つける良い手段です。
お母さんやお父さんと一緒に表計算ソフトでグラフ化すると、お父さんお母さんのお仕事の役に立つかもしれませんよ。
表計算が苦手で困っている大人も、子供と一緒なら会社の同僚やご近所さんに問い合わせやすいでしょうしね。
bye
ありがとー