ヒップホップフェスの真の問題点

 愛知県でのヒップホップフェスが問題になっている。
 (これは2021/09/01時点の執筆)

 三密回避の怠慢。
 酒類の提供。
 その他もろもろ。

 しかし、最大の問題は以下に記するように
『自分の事しか考えられない
狭量で無知で無恥な若者が
依然として存在している』
ことなのである。

憂慮すべき真の問題「個人責任」

 真の問題は、ニュースインタビューで二十代の観客が発した
「感染しても、個人責任で・・・」
という言葉である。

個人責任では収まらない

 感染すると個人の責任だから『自分が苦しむだけでそれは覚悟しているから何が問題なのだ』という意味だろう。
 自分が苦しみ自分で始末するから『個人責任』という言葉が出たのだろう。
 少なくとも彼自身は『個人責任』という呪文を唱えて、自由奔放にふるまうことを正当化しているのだろう。
 最悪の場合、彼の周囲や彼に類する者が、この呪文を唱えながら自由奔放に動いているのかも知れない。
 三密無視、飲酒、大声で騒ぐ・・・。

他人に感染させることを無視する無恥さ

 感染者は周囲にウィルスを拡散させる。
 これは常識以前の事である。
 それを、この発言者は平気で無視して、自分の感染の事しか考えていない。
 まさに、自分の無知さ、考えの浅さをわきまえず、自分のしたいことだけを実行する幼児的な考え方である。
 自分の考え方を客観的に評価できていないのである。
 これは、自分だけを主張する無恥さである。
 ヨーロッパやUSAに見られるマスクやワクチン拒否の、義務と権利と責任をはき違えている愚行と同じ無知であり、同じ無恥である。

当たり前の事 感染は繰り返す

 彼が感染すると、周囲にウィルスをばらまく。
 その中には、重症化し、さらに最悪の事態になる人も出てくる。
 直接の感染者ではなくても、感染させた人がかさらに感染させた人たちの繰り返しは延々と続く。
 一人の防疫への意識がこの感染の連鎖を断ち切る。
 当該の若者は、連鎖を断ち切らない、連鎖を続ける愚者である。

自分の感染の事しか考えていない
若者が存在することが
最大の問題なのである

bye

ありがとー