僕のポンプ 絵本

僕のポンプはどんどん動く
勝手に動く
自動式ポンプだ!
自慢のポンプ

バレーボールをしたあと、グラウンドを走った時にポンプの動きは速くなる
勝手に速くなる
自動式ポンプだ!

お風呂から上がった時、寒い外から家に帰った時もポンプの動きは早くなる
大丈夫か?と言っているように

僕が笑い転げている時、興奮して鼻息を荒くしている時もポンプの動きは速くなる
もっと考えようぜ!というように
そして、そんなに急いで大丈夫か?というように

みんな1個づつ持ってるポンプ
みんなの相棒
だから取り外しはできないし、取り替えっこするにも簡単にはいかない

お相撲さんも赤ちゃんもおんなじポンプを持っている

大きさはちょっと違うみたい
僕が大きくなると一緒にポンプも大きくなる

ポンプはいつまで動いてくれるか教えてくれない
相棒だけど、恥ずかしがり屋だから

ポンプは無口だ
あと何回自動で動いてくれるかを言ってはくれない
そして、それはポンプにもわからないのかも
だから誰もお父さんとお母さんも教えてくれない

そしてお父さんとお母さんのポンプもあと何回自動で押してくれるか言ってはくれない

だから僕は、いっぱいポンプと一緒に
相棒と一緒に冒険することにした

だって今たくさん速く動いたからって自動式じゃなくなるのが速くなるなんて誰もわからないんだから
そうポンプも一緒に冒険したがってるからね

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