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ファストリティング、国内社員の年収を最大40%引き上げ(2)

ユニクロのファストリティングが国内社員の年収を、なんと40%も引き上げという記事を書きましたが、

日本全体がこの空気の流れにのって、年収が上がっていけばいいのですが、必ずしもそうはなりません。何せ、日本はGNPが全然伸びてないので、企業として収益が上がっていません。

各社、年収を上げるという意図はどちらかと言うと学生の採用面です。

いい人材を確保するためには、初任給を上げてやらないと学生が来てくれない。これに尽きるでしょう。他の大手企業、もっと初任給のいい外資系企業に持っていかれてしまうので。

ちょ、待てよ。企業としてはそんなに収益が上がっているわけではないのに学生集めのため初任給を上げるということは・・・そう、そのしわ寄せがどこかに来るのではないか?

この記事では大手の中小企業等の下請け会社にしわ寄せがくるのではないかと言っていますが、それだけではないと思います。そう、狙われるのはシニア世代、特に働かないオジさん達です。

つまり、シニア世代の給与から薄く長くはぎ取ってその分を学生の採用のための初任給に回すという作戦です。ま、薄く長くはぎ取られるぐらいなら、まだマシなほうかもしれません。強制退場(リストラ)もあるかもしれません。

100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani