2021/02/15(熱情)

ブルーアーカイブをやっている。今日から総力戦が始まって、急に貫通持ちが必要になったため急遽見繕って2部隊目を作ることにしたが、一気にリソースが減ってしまった。これによってHardはイケるようになったが、Very Hardはまだ難しいか。とりあえずレベルを上げつつ、期間内に行ければいいか、ぐらいの気持ちで臨んでいこうと思う。

夜に"推し"という概念に関してのフォロワさんの文を読んで、なんとなく自分のことを考えることがあった。ちょいちょい日記でもそんなことを書いたような気もするが、今の自分にとっての軸足というか、生活のいろいろな部分が埋め尽くされるだとか、背骨だとか、生きがいだとか、最低これだけ追っていれば満足かなとか、まあ言い方はなんでもいいとは思うのだが、わたしは"推し"という言葉は自分の使うものとしてはそこまでピンと来ていないので使わないのだけれど、そういうものって特にないなと感じることがある。それで困ることもないので別にかまわないのだけれど、時々自分の立っている場所がふとよくわからなくなるというか、安心する場所が欲しい気もしているというか、そんな気持ちもある。猪突猛進な熱情にあこがれている、みたいな部分もあるのかもしれない。
これって恋に恋い焦がれるみたいな状態なので、まあ夢見がちだよなとも思うし、敢えて探すよりは出会っちゃったみたいなもんじゃないかなとも思うのだけれど。

わたしはそれなりに冷笑的というか、良く言えば理性を信奉しているみたいなところも(自分にちゃんとそれがあるかどうかは置いといて)あって、急にふと自分で自分に冷水をふっかけるというか、苛烈な情動に身を置くことの怖さだったり、純粋にそういう姿勢に自分の価値観との隔たりだったりを感じることがある。なにかにハマりたいのかハマりたくないのか自分でもよくわからないので面倒なのだが、言ってみればそんな自分を負けさせてくれるような衝撃と出会いたい、とでも言うべきなのだろうか。わたしにとって信仰する対象というのは、強い自分の意志から見出すものではなく、受動的で運命的な出会いによって否応なくそう信じ込まされてしまうものなのかもしれない。こういうことを考えるとやっぱり自分は赤じゃなくて緑っぽいなと思うことがある。
ここで必要なのは鮮烈な体験だと思うのだが、やはりコロナウイルスの関係でリアルイベントがめっきり減ってしまったというのは少なからず今の物足りなさに繋がっているのだと改めて思う。家を離れて何かに浸るというのは何よりもセンセーショナルであったので。こんな話何回かしている気もするが、まあ日記の内容なんて逐一覚えてはいないのだから何回してもいいのではないだろうか。

そういえば自分にとっていくつか大きなウェイトを占めていた記憶の今あるコンテンツというのは、途中で展開が打ち切られるだとか、離れていってしまっただとか、無念さの残っていたものが多かったように思う。結局の所わたしは届き得ないものに憧れる性分で、空想の中にあるものがいつでも理想で、実際にそこにあると神秘性が薄れてしまうのかも。そう思うとやはり"今"を常に応援し続ける"推し"という概念とは相容れないのかもしれない。終わったものを"推し"っていうことそんなにないんじゃないだろうか、"推し"が死んだみたいな話はあるけど。
わたしは二次元の空想畑の人間で、それを実在畑から軽いと思われたくもないものだが、本当にここにあるのは信仰手段の差なのではないだろうかという気もする。空想に対する誠実な信仰はグッズを集めることではなく、とにかく作品の対話ないし自己の中で空想に関する内的な思案の中にしか存在しないのでは、という気がする。とはいえ商業コンテンツにおいて金払いがある方が純粋に貢献度が高いというのは当然であるし、結局の所存在し得ない空想への記憶というのは"今"を供給し続けられるものと比べるとどんどん薄れてしまうので、実在畑から本気度が足りないではないか、と憤慨されるのも致し方なしかもしれない。ひょっとしたらめちゃくちゃお金があったらわたしだってグッズを大量購入してインターネットで誇示していたりしたかもしれない(こういう冷笑的なところが青性だなって時々感じる)
で、結局の所そういう恋い焦がれる空想に最近そこまで巡り合っていないかもね、という気もしてきた(話がこんがらがってきたね)

今日アイコネのクラファンの発表があった。アイコネに対して無念さを抱えている人はそれなりによく見かけるので、きっと良き出会いであったし、パワーがある作品だったし、そしてそんなファンの方も誠実なのだろうと思う。無職になるのと同時にクレカの期限が切れて、一度FANBOXが真っ更になってから更新できていなかったのだが、ポストカード分ぐらいは貢献してもいいかな、という気持ちがある。長年ある熱意ならば、そういうものは叶えられるのが美しい物語だとも思うので。実際自分もノベルの続きが読めると、素直に嬉しい。

今日見たアニメは、ラスダン7、ウマ7、裏ピ7、びそく7。ウマが良くて、パワーをバチバチに感じつつもちょっと色々と考えたのだがそれなりに腑に落ちた結果めっちゃいい話だなって思いました。単話級かも。

この世にいらないものなんてないんですよ!(緑)

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