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2024/06/28 雑記・アニメ

雑記

一旦金曜日。今月バタバタしてたら終わったな……。

一旦金曜日なので飲酒してたらアニメ寝過ごしたのでガルクラは後から見た。

アニメ

ハイスピ11,12、ガルクラ13。

ハイスピードエトワール、いいアニメだった……! テクノロジーが進化した世界の競技(カーレース)で人にできることはあるのか? というのはAIの話題が取り沙汰される昨今の情勢を垣間見ても、今放送されることの意義がとてもあるアニメだったんじゃないかな。AIの完璧な走りは人の妨害を前提にした勝負ができないとか、実際どうかはわからないけど、ともかく人を見て対応することのできないAIの不完全さの話として、納得感のあるものだったと思う。
凛が挫折を味わったバレエの世界は(当然それだけでないにしろ)身一つで表現しなくてはならない世界で、そんな凛がカーレースという、チームで挑み、そして”機械の体”を操作することで駆けるという、この構図にテクノロジーが人の助けになっていくこと、ということが表現されていたように思う。みんなで作り上げていくものの良さがあったし、レースにおいてライバルだけども他のレーサーとも結構仲良くやってるユルさとか、こういう展開をやるための下地もバッチリできていた(そしてそれが嬉しさにも繋がっていた)
しかしながら結局のところこのアニメで描かれていたのは人の魂であり、情熱であり、そうした熱こそが競技に火をつけていくというものだった。凛のハチャメチャな走りによって、レースシーンそのものに火がついて、どんどん白熱していく感じ。アニメのこの「伸び」は意図した構成だったんじゃないかと思うのだけれど、実に見事だった。改めて1話を見ると、あのどこか冷めた作りの1話でテクノロジーが雪を溶かしていくあの感じは、これからの展開との対比を狙ったものだったのかもなぁ。
AIのAmiちゃんもいいキャラしていて、彼女が「人っぽさ」にめちゃくちゃ接近するのは好みが分かれるところかな、とも感じるのだけれど、まあでもそのぐらい人寄りでいいんじゃないかな、そういう感じの温度感のアニメだったんじゃないかな、と思ったりもする。だってこれを見ている我々は結局人なのだから。総じてテクノロジーの良さ、人の良さ、そういうところをバランスよく描いて、お互いの力をあわせてなにか凄いことができるんじゃないかと、そういう希望に満ち溢れていて好きなアニメだった。Ami凛、来てるよな?

ガルクラも最終回! 言いたいこともあるけどいい最終回だったかな。これについてはSNSに結構投稿したのでそちらを引用して感想としたい。

対決編が全体的にやっぱイマイチだったな……とは思う。ただトゲトゲのグループとしての空気感は結構好きで、そこに愛着は持てたなと思う。


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