2020/11/20 (キンヨル)

金曜日の夜は明日が休日というだけで心の余裕が違うため、慌てて帰る気が若干薄れがちである。形式上の退勤を果たしてツイッタ眺めながらゆっくりと帰宅前作業をして帰った。

まあまあ眠かったので原の神のタスクを完了させて寝ようかなと思ったのだが、ツイッタなどもやっていたらにわかに目が覚めてきたのでアニメを見ることに。『体操ザムライ』#3~6、なんというか、シンプルに出来が良い。かなりいろんな軸の話(城太郎の体操、玲ちゃんの家族問題、レオの謎)がわりと並行して進んでいくのだけれど、とっちらかった感じはせずに本当にホンが上手いなと感服する。特に6話での玲ちゃんの話が抜群に良くて、コンテのキレも冴えていたし、携帯電話を使ったすれ違いのドラマ作りも巧みで、何よりもシーンの強さに圧倒。「私自転車乗れないんだよ!」は本当に頭を殴られた気持ちがあり、見返してみるとたしかに自転車に乗っていないわけで、いや~アニメ見られていないな~という気持ちになってしまった(これは城太郎も気が付かなかったので、恐らくきちんと描写しつつも凡百の視聴者は気が付かないであろうという確信をもって構成されていたに違いない!故にわたしの反応も正しいと思うのだが、それにしても手のひらの上である)
このアニメ、脚本のバランス感覚も優れているけれど、リアリティの出し方のバランスも優れていて、ニンジャだったり妙な鳥だったりと明らかにフィクション色の強い要素があるのに、一方で作中の人物は地に足がついた描写をされているというか、純粋に人間の動きのシミュレーションが卓越しているというか。玲ちゃんが小指をカドにぶつけるシーンがすごく共感を持つシーンで「ああこういう風にちょっと嫌なことが重なって何もかもがだめになっちゃうこと、玲ちゃんにもあるんだ」みたいな、キャラクターの人間としての質感とでも言うべきものが描かれていたように思う。人物描写がしっかりしてるからドラマも上手いんだよな(ひょっとしてこの褒め方頻繁にしちゃっていますか?)

今日上げた、似たような褒め方を若干したような気がする記事。一応アニメ1期ぐらいのころからまあまあ追っていたはずなのだが、本当に熱心に取り組んだのはわりと最近なので大きな間違えなどないか緊張の投稿だったが、わりと好意的な反応をいただくことができて一安心だった。
久々にまあまあ自分の記事では伸びたほうな気がするが、アクセスを見ると謎のグーグルからの流入が5割ほどあり、Chromeのオススメに載るとここからのアクセスがあるとかなんとか。

そんな一日。完全にアニメ見て盛り上がってツイッターやってたら今日も真実の5時になってしまった……。

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