やすみ短し、錯乱御宅

昼起きるとマウスカーソルが動かない。そういえば数日前に「電池の残量が少なくなっているようです」という表示を確認していたのを思い出した。単三電池があったかどうかすら把握しておらず……探したが、家に無い。充電可能な機器ばかりになった現代日本の単身世帯にとって、電池は思いの外必要ないアイテムであり、いざゼロになってみないと案外気が付かないということらしい。ちなみにボタン電池は大量にある。
イザという時用に有線マウスもどこかにあった気がするが探すのが面倒で、そのままPCが使えないと思いの外退屈に感じてしまう。実家に帰省するとスマホやタブレットを持ち込んでもどうにも暇で無限に寝てしまう、という癖があるのだが、どうもデスクトップPCの有無というのはSNSチェックとサーフィンぐらいのインターネットライフにおいてもかなり便利な道具らしい。日頃それだけ有意義な時間つぶしをしてしまっている、ということかもしれない。電池を用意しないとなと思いつつ気がついたら昼寝しており、起きると16時だった。無念、この4連休はアニメにヤラれてうなだれているだけで終了のようだ。

電池を買いにだけ外出をして、帰宅するとラピスリライツのアルバムが届いていた。付属のDVDのライブ映像を見る。アニメに屈服した今、なぜここにいなかったのだろうと思わないかと言うと嘘になるが、とはいえ出会い方が違っていればもしかするとアニメの受容も変わってきたかもしれないし、今のこの状態は今しか味わえないものかもしれない。わたしにとってのコンテンツとのふれあいは、常に縁である。見ているととにかくライブに行きたくて仕方がなくなってきた。1stが配信になったの、今になって残念な気持ちが湧いてくる。

そろそろやっていこうということで、『ゼンディカーの夜明け』実装後のアリーナのシールド戦をやる。一回目は黒青赤、ザレス=サンとザグラスを引いたのでそんな感じで。ザレス=サンは切削瞬足飛行2/1ならず者と組ませるといい動きをしてくれるが、一回しか出なかった。ザグラスも順当に強かったが、三色はやはり土地事故がちょいちょいあり5勝。
次もザグラスを引いたので、今度は黒赤で。軽めの除去や装備を取りつつ軽量クリーチャーを多めに、というデッキだったが、あまり上手く軽いところが取れなかった試合も多かった。それでもある程度並べてからのザグラス一斉接死アタックは十二分にボムの性能で、ザグラスを頻繁に投下できた引きの良さも有り7勝。パックの引き的に案外パーティー用のクリーチャーがいなかったのがちょっと微妙だったか。
最近シンプルに地力を上げておきたいなという気持ちがあり、勝つことよりもとりあえずいろいろなデッキで回数を積むことを意識するシーズンにしたいなという気持ちがある。スマホ版がいつになるのかわからないが、出たら結構手軽になりそう。プレイ感がどうなるかはわからないが。

昨日空けたキムチをキムチチャーハンにしながらアニメを見たりする。『天晴爛漫！』#12、今回も面白い。敵の四天王みたいなのが出てくるのバトルアニメすぎて笑ってしまった。人物の動かし方がやっぱりイイね～となる。次もう最終回らしいが、ラストのBパではいっちょ本気のレースをやってほしいぜ、と思う。

『うまよん』#12、祝日なので最後まで追いついていないが見てしまった。レース回。ゴルシが暴れていて笑顔。主人公がトウカイテイオーになり2期をやるらしい。1期はちょっと後半の展開に不満があったのだが、ひとまず期待したい。気がついたらTLで競馬が覇権コンテンツの顔つきになっているので、実況の雰囲気も少し変わるかもしれないな。

『放課後ていぼう日誌』#12、なったな、最後までパーフェクトアニメーションの完封試合に……。引っ越してきた町でちょっと不安な陽渚という少女が暖かな人の輪に囲まれ、自らの足で自らの好きなことへと歩んでいけるお話だったんだな、と思った。アクティブな陽渚がキス釣りを張り切るのも感涙モノだが、Bで手芸趣味をたっぷりクローズアップするのも良すぎる。たゆたう波のように緩やかな、人と人との関わりの移ろい、そんな素敵さが非常によく出ていた作品だった。

休みが終わる。結局ずっとラピスリライツのことを考えていたような4日間だった。考えてはいたのだがブログにできるような纏まりはなし、他のブログ記事も特に進んでなし。ということで、明日の平日からもやっていこう、やれることを、できる範囲で……。

2020/09/22