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2020/11/29 よいまんがカンターレ

漫画読みまぞくになった。まぞくではなくおたくかもしれない。ともかくFUZの購読もはじめたし、いい加減やるかということでまちカドまぞくの雑誌分を読むことにした。MAXの時は雑誌内容すべてを読んだのだが、今回はとりあえず真っ先に最新話まで追いつきたかったのでまぞくだけを読むスタイルを取り、そうなると思ったよりもあっさりと読み終わって、正直拍子抜けなぐらいだった。ちなみにここまでは時間の話。内容としては、まちカドまぞくって漫画、いくらなんでもおもしろすぎぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!って感じ。

ごちうさも大変良いし、細かく読み込む価値のある緻密さであったが、あちらの読み込みが平和な日常風景の地層の下に積み重なっている様々なものを拾い集める作業であるとしたら、まちカドまぞくの場合は平和な日常風景の外側にはいくらでも激動の世界が広がっていて、空中を飛び交う断片を必死にかき集めて、果たして一体この世界で何が起こっているのかを把握していく、とでもいうようなタイプの緻密さへの読み込みが要求されている。だからこそその断片の組み方が少し開示される回はそれは激動で、いやーまちカドまぞくってそれこそ別に元々所謂「癒やし日常系」にカテゴライズなどはされない設定が当然の前提、みたいな作品ではあっただろうけど、ここまでハードに振る舞うことってできるんだと驚いたし、そしてそこまでやるんだと驚いたし、打ちのめされてしまった感じがある。
ごちうさの激動のときも少し近いことを思ったのだが、このあたりの衝撃って足元を崩すタイプではなくそこまで発展していけるんだ、というタイプの衝撃で、だから個人的に不快感とかは全くないのだがとにかくびっくりしてしまう。当然別に衝撃だから良いというのではなく、純粋に面白い。ごちうさとまぞくは珍しくわたしが紙の単行本を買っている2大巨頭(そしてド人気作)であるが、人気なだけのことはある!!!という実力を感じた。

雑誌分読む前に助走の意も込めて5巻から読み返していたのだが、最新まで読んだあとはたまらず1巻から読み直して、その後も既存単行本やら雑誌分やらをパラパラとめくっていたら日付が変わっていた。結局時間の方も「あっさり」ということはなかったかもしれない。
ちなみに今回も情報がこんがらがってきたので途中からメモを取りながら読んでいた。メモ、この前のごちうさ記事を書くにあたって原作との比較をちゃんと整理するためにやってみた行為だが、実際やってみると便利というかやらないと整理は無理だなみたいなところが読者の限界の感覚としてあり、これは特に4コマ漫画というのは情報量が多くなりがち、という部分にあるのかもしれない。まぞくもアニメだと1クールはほんの2巻範囲なわけで、しかもそれを約5時間ほどかけて受け取るのと1時間ほどでざっと読むのではやはり変わってくるらしい。
ということで精読したいときにメモかなりオススメですが、これはオタクがあまりにも今更気がついた、という話かもしれない……。

どうでもいいが漫画を読んでいたことで何も行動できなくなったので久々にピザを頼む。強い漫画にうつつを抜かしながら退廃的な生活をする休日しか好きじゃない。電話しようと思ってた要件が2つぐらいあったんだけど忘れていた。

今日見たアニメ。僧侶→エタニティ→鷹の爪アワーのみ。先週見てないがこの枠は見られるかなということで見たが、偉大なる『僧侶』の1話に、コットンボールみたいな回のエタニティ、相変わらず切れ味の鋭いいつの間にか恋愛アワーの仲間になっている鷹の爪、と素晴らしいニチヨルだった。まぞくに時間を取られていたためアニメが見られなかったが、明日から若干早く帰るようになるかもしれないのでやっていきたい。


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