マカオ紀行② ギャンブルは21歳になってから
筆者は2019年の8月にこの地を訪れています!皆さんと行った雰囲気を共有できればなと思っています!(^^)!
今回、マカオの神髄、カジノについて紹介していきたいと思います!!
マカオは中国の領土の中で唯一ギャンブルが認められている場所というのはご存じですか?「東洋のラスベガス」と言われることもありますね。
マカオはノンゲーミング(つまりカジノとか以外の産業)が占める収入は全体の約12%。(参考:CNBC)つまり約8割がカジノで儲かっているという驚きの数字。ちなみに本家ラスベガスのノンゲーミング産業が占める割合は約65%。つまり4割近くがカジノ収入になります。マカオにとってカジノ産業がどれだけ大事かおわかりいただけたと思います。
はいはい。つまらない御託はさっさとすっとばせという声が聞こえてきそうなので、今回はマカオにはどんなカジノ施設があるのか?どんなギャンブルがあるのかというのをディープに解説していきたいと思います。
①グランドリスボア
この二人の少年が大砲を打ち込もうとしている建物こそがご紹介するホテルリスボア。RPGのラスボスでも住んでるんですかねっていうくらいの何というかななめ上を行くデザイン。これ一応蓮の花をイメージしてるとか…
何この存在感…。度肝を抜くっていう言葉があるけど本当に肝臓落っことすんじゃないかと思うくらい迫力あります。10秒後に首が痛くなりますけど笑。
っしゃあ!!稼ぎまくってチャイナマネーを日本へ流し込んでやるぜえええ!!!と入ろうとしたら、、
「パスポート プリーズ。」
ウィル・〇ミス似のおっちゃんに止められる。見せると、、、
「ダーメデスネ。オマエ、ハタチ。ママノトコロニカエリナサーイ。」(注:作者の意訳であり、このやり取りは事実に基づいたフィクションです笑)
ええええっ!!カジノ21歳からなのかよ!!お酒だってハタチやないか!!above 20 years old って20歳より上からって意味なのか!とうろたえているとウィル・〇ミス似のおっちゃんが英語できないのかよ笑みたいな顔で見てきて、腹が立つので早々に退散。受験生、英語はしっかり勉強しようね。。
ただこのホテルはカジノだけじゃなかった!金の使い方がとんでもなく豪勢という事がわかりました。
これはすべて金でできた謎の彫刻。よく見ると中国の名所(?)みたいなのがたくさん。経済大国といわれるだけあるわと少し関心してしまう私がいました。こういう彫刻がたくさんあってカジノができない分、別の楽しみ方もできました!IRすごくないか??
②パリジャンマカオ
本当にアニメでセレブがいきそうで、タワテラの親戚みたいなホテル。グランドリスボアは中国資本の経営に対して、パリジャンマカオはラスベガスカジノの雄、ラスベガスサンズが運営する統合リゾートホテルです。夜景が好きな人は泊まるのをおススメ!!
ところで、こいつどこからこの写真を撮ってるんだと思いませんか?実はこの向かい側は…
はい、エッフェル塔。なんと65mのエッフェル塔のレプリカがあるんです!パリというだけありますね!そしてこれ、お金を払うと登れます。さらに!ここに泊まる人は無料なんです!
景色もいいので夜の光り輝くマカオのタイパ地区を見渡すことができます。この周辺はほとんどが統合リゾートの施設で光り輝いています。目痛くなってきます。だから夜景が好きな人にはおススメ。
そしてこの隣にあるのは…
③ヴェネツィアンマカオ
パリの次はヴェネツィア。ここはパリジャンマカオと連絡通路でつながっていまして、非常に広い!ビジネス会議も開かれる場所らしいですが、本当に余裕を持って移動しないと遅れます。だって、このヴェネツィアンマカオは名前にふさわしく、室内に3つの運河が流れているのです!
この運河にはゴンドラがあって、お金を払うと乗れます。(1回約3000円)その周りには、カルティエやらルイヴィトンやらエルメスやら…オカネモチのにおいがプンプンするお店がずらーり。けれどもおいしいエッグタルトのお店などもあってカジノをしなくても飽きることなく1日過ごすことができます。
余談ですが、個人的にうれしかったのは、こんな小さなことでした。貧乏旅行の中、唯一贅沢しようってことでこのホテル無理して1泊したんです。(夜通しカジノして今後の旅行資金を増やそうとしたことは秘密笑。)そしたら、
Mr.Shimizu!!俺ミスターなのか!!英語の授業以外で初めてミスター言われた…それもこんなゴージャスなところで…ほんのちょっとの気遣いが人を感動させたり好感を持ってくれたりするとは言いますが、なるほどこういうおもてなしも大事なんだなと身をもって実感しました。
統合リゾートはすべてカジノだけが面白いわけではないのかという事がわかりました。室内遊園地などがあるリゾート施設もあります。どの施設もその世界観を非常に大事にしており、ヴェネツィアンマカオならどこにいても本当に晴れたヴェネツィアを歩いているような錯覚に陥りました。
もし、日本のカジノもこういう誰でも楽しめるような所なら面白いのかもしてませんね。僕もIRリゾートに関してはセレブだけの遊び場みたいなイメージでネガティブな意見でした。しかし、実際に行ってみると、家族連れやカップルでも楽しめるようなところあり、己の視野の狭さを知りました。百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。
日本はおもてなしとかが得意とよく言われますから、この世界観を大事にした施設ができればマカオに負けない第三のラスベガスができるかもしれませんね。
という事で、夜のマカオいかがでしたか?夜景が好きな人はぜひ泊まってみてください!もし、夜景を見たい場合はタイパ地区(パリジャンマカオやヴェネツィアンマカオがある方)にホテルをとることをお勧めします。
もし世界が平和になったらカジノ王になることを誓ってもう一回リベンジしてみたいですね。その時はマカオ紀行に書いていきたいですね!!
最後にこの参考文献に使った動画を載せました!もっとマカオについて知りたい方はぜひ!!
(Photo by 筆者)
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