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BURNED / ELECTRAFIXION

       ・・・税込105円の真価・・・

共同ブログ「SO WHAT」時代、「ようこそ1円均一の世界へ」というのを連載してて
今でも個人ブログで続けてるけど、このアルバムは間違いなくエントリーするだろう

実際、105円で買ったしアマゾンでは1円(送料入れても351円)で売り叩かれてる
輸入盤も日本盤もだ
おまけにシングル3枚とも1円

(本記事執筆時2014年7月現在。さすがに今は輸入盤アルバムだけ1円)


流通量が膨大な為、このような現象が起きるのだろうけど
ファンとしては、さぞ複雑な心境だろう

理由の一つにジャケットが挙げられる

これ、どう見てもグランジ(ってもう死語?)っすよ

たぶん、ジャケ買いした奴が早々に手放したんじゃないかと

かくいう自分はと言えばグランジとかガレージとか
よう知らんもんで

ソニックユースはおろか、ニルヴァナとかレッチリは聴いとりません

ヴェルヴェッツで十分かな、と

この作品やグループが生まれた経緯は知らないので
先入観なしに、と言ってもイアン・マカロックだということだけは拭い去れないが
(だってジャケット裏に馴染みあるKOROVAのロゴがあるんだもん)

リアルタイムで聴いてなく、手に入れたのは何時何処だったか覚えてない


タイトル。裏ジャケットの画像がKILLING JOKEのFire Danceに似てると思った


アートワークは前述の通りなんだけど、
お馴染みAnton Corbijnの仕事だってことを付け加えとく


オリジナルは全11曲。シングルを4曲含む。

1曲目から不遜で斜に構えたナンバー
かと思えば2曲目のイントロは妙にキャッチーでワウギターが印象的

手強いな。改めて聴くと。

因果なもので“天敵”のU2してるナンバーもちらほら
7.なんて特に

11.までが本編。


16.ではスクラッチノイズを取り入れるなどのアプローチも試みてる


P.Vや当時のライブ映像は見てない。あるんだろうけど。


今回、幸運にも2007年に再発された2枚組EXPANDED EDITIONを買うことができた。
DISC1が16曲、DISC2が15曲というヴォリューム
これでシングルのカップリングも網羅されているのかどうかは定かではないが
THE STOOGESのカヴァーなどのライヴ音源(1995年10月22日)が9曲も収録されているなど嬉しい限り。


DISC2に触れておくと
いきなり1曲目「Holy Grail」で、まさにバニーメン節全開になってて
ELECTRAFIXION的にはアウトテイクなんだろうなって。
でもこのタイトル、バニーメンの最新作に相通じてはないだろうか?
それは2曲目「Land of The Dying Sun」の気怠い感じや、
それ以降の数曲でも感じ取れる。


そして謎が解けた気がする
エコバニの最新作とこの作品は地下深くの水脈で繋がっている。


このCD、手放すと きっと後悔する

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