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THE LOTUS EATERS & TeLeViSION PERSOnALiTiES 2010.10.24 下北沢GARDEN

2010年7月3日。10月に来日するロータス・イーターズとモノクローム・セット合同のギグのチケットが招聘元のVINYL JAPANで売り出された。嬉しいピンバッジ付きの限定早割チケット。

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1stアルバムは紙ジャケットで再発されていた。嬉しい日本での再評価だ。


この1stアルバム、日本盤が曲者で。

1998年にCD化されたタイトルは、1stアルバム「No Sense of Sin」(邦題「青春のアルバム」)だけど、ライナーにも記載の通りオリジナルから全てが収録されているわけではない。
ライナーには「ファーストアルバムから9曲」と記載されてるけど、84年当時の日本盤LP(全12曲)から「When You Look at Boys」「Start of the Search」が未収録。

そもそも当時は日本盤はUKオリジナル盤ではなくUS仕様や、オリジナル収録ナンバーと差し替えてアルバム未収録シングルを収録するなど、独自の仕様になっていることが多かった。(デペシュモードやネイキッドアイズなんかが“犠牲”になってた)

日本のレコード会社が配給を受けるのがUKからかUSからで決まってたことが多い。デペシュモードならUKオリジナルのMUTEではなくUSのSIRE仕様とか

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(LPの帯)

そもそもオリジナル「No Sense of Sin」の収録曲は何なんだ。って疑問。

それはさておき、今まで気がつかなかったのが、「完全CD化」ではなかったわけ。そりゃ未発表曲や12インチヴァージョンは嬉しいけど、先ずオリジナル収録ナンバーありきのプラスαでしょ?

「青春のアルバム」は超名曲シングル「The First Picuture of You」の邦題でもある。

歯並びが似てるのかもしれないほど特に子音がDavid Bowieと似通った声をしてる

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(ピクチャーシングル)

この曲のPV、当時はよくテレビ神奈川とかで流れてたんだけど

YouTubeではフルでお目にかかったことがない

青春時代のアルバムには、後になって見返してみると「何故か不自然な空白」がつきものだから、このままにしておくのが賢明かも。

2001年に突如としてリリースされたロータス・イーターズの4曲入EP「stay free e.p.」 。これVINYL JAPANから。
スリーブ内側には、かなり雰囲気が変わった二人の写真(画像から撮ったと思われる)があるだけで、ライナーらしきものは無い。裏にほんの小さくアルバム「Silentspace」からの先行であることが記されている。「It Hurts」は1998年に出たCD(日本盤はアリスタから)に収録されているが、こちらはテイク違い。(どうしてもこの曲、ROXY MUSICの「More Than This」~夜に抱かれて~を想起してしまう。) あとの3曲は「Silentspace」から。但し同じテイクかどうかは不明。
心なしか音に厚みが出たような気がするけど、L.E.節は健在。


で で

チェリーレッドから2008年「Silentspace」再発したの翌々年に入手。 

「stay free e.p.」(2001年)から2曲を追加したもの。

1曲目「Bodywave」は「stay free e.p.」に収録されていたが、電子音を使うなど今までにない音で、アレンジが全く違う。
3曲目「Stay Free」7曲目「Face of the Century」も「stay free e.p.」に収録されていたが、唄い方が力強い。
「stay free e.p.」はアコースティックギターによる弾き語りのスタイルだった。

1stアルバムでは切なさ、やるせなさという側面も垣間見られたが全体的に初夏の爽やかさ、という感じだった。

本作は初秋に向いてるかな。
散歩の後、紅茶を飲みながら聴くのに最適。

それでも「Come Together」は特に切なくなる。ジャケットのせいか

一昨日までセミが鳴いていた。


その秋にロータス・イーターズが来日した。

相棒のモノクロームセットのビドが一時危篤になるとの病で来日キャンセル

テレヴィジョン・パーソナリティーズがピンチヒッターを果たすゆうハプニングはあったものの、ロータス・イーターズを観に下北沢GARDENに向かう。

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ロータス・イーターズは「永遠の青年」
ちょっと意外なステージングだった。

レパートリーが少ない新人バンドじゃないのに「The First Picuture of You」を2度もやってくれ最前列だったので、途中何度も握手に応じてくれた。

放心


テレヴィジョン・パーソナリティーズは「大人げない大人」
いつの間にこんなノイジーでハードなロックバンドになっていたんだ。

終わったのが10時半過ぎ。出口でピーター・コイルとばったり。またまた握手。なんて律儀で礼儀正しい人なんだと思った。

ばったり、なんかじゃなく長丁場のTVPが終わるまで観客が帰るの待ってたわけで

いたく感激したのを覚えてる


これが10年前 下北沢GARDENの記憶のはじまり。


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