見出し画像

宇佐蔵べに と 沖縄電子少女彩 によるWHITE LIGHT / WHITE HEAT トリビュート「51年目の贈り物」


THE VELVET UNDERGROUNDの2nd「WHITE LIGHT / WHITE HEAT」リリース51年記念パーティを1月30日の発売日に先立って2019年1月26日(土)赤羽にて午後8時より執行。宇佐蔵べにと沖縄電子少女彩をメインにノイズセッション、朗読、解体ショー、DJなどアルバム全曲を様々なスタイルでパフォーマンス

今回のキモは二つ

アイドルによる「SISTER RAY」ノイズセッション、そして「THE GIFT」の日本語朗読


鶯谷でルー・リードを偲ぶライブで宇佐蔵べに、沖縄電子少女彩による「METAL MACHINE MUSIC」セッションを眺めながら、漠然と浮かんできた

画像2

この二人で次は「SISTER RAY」だな、、、

前例が無いのだからやるのだし

唯一無二、と謳った瞬間それは唯一無二ではなくなるとか

まどろっこしいこと考えずダメ元でぶつかってくしかないのが身上なもんで

(2018年10月27日ゴリラポップカフェ鶯谷)


それが具体化するのにさほど時間は要しなかった





朗読「贈り物」

日本語訳がどうもしっくりこないのは世の常だが

ならば自分で書こうじゃないか

意訳的な要素も兼ね備え、それと主人公と同世代で女子大生のうさべにさんへのあて書き


うさべにさんに朗読を依頼したのは

FMおだわら「アイドル放送局」のパーソナリティであること

主要登場人物が同世代女子大生ということ

イメージが紅色ということ

朗読は未経験とのことだが、是非にとお願いした

こうして今回のイベントの為の書き下ろし日本語訳とした

そのため執筆当時、未成年のうさべにさんを意識して

(12月に20歳の誕生日を迎えていたが、共演の沖縄電子少女彩の年齢を考慮した)

オリジナルの世界を極力再現しつつ性的な描写には配慮し

大幅にカット

原詞では 【興味津々に】「それで?」以降にあたる箇所をバッサリ

あとは

読み上げやすいよう、さらにうさべにさんをイメージして今のうさべにさんにしか表現できないと思われる言葉を選び意訳し推敲を重ねる

但し残虐な場面はそのままとした!


そして今回も快諾いただく全くもって有り難いことだ

画像7


プロフィール設定は

電文「THE GIFT」を読み上げる
通信士の 宇佐蔵べに 20歳新成人無免許
朗読初心者

何だか急に船員

画像5


画像11

転載;[C]うさべにさんのtwitter


このテのイベントではすっかりおなじみの沖縄電子少女彩は数日前に廃病院イベント、前日に主催ライブ(ASTROらと対バン「小岩騒乱 vol.2」)、翌日にGIGA DISCOを挟んでの参加

なんて3日間だ


「ルートハンティング」(山歩きでいうところの案内役おい船員じゃないんかい)として

桜木町は野毛のゴシックバーの店長にご足労いただくことにした。

プロフィールは

ルートハンティング 伊藤大介

横浜・桜木町のゴシックと魔法のバープラシーボの主人。
アブサン、シーシャ、タロット、ハーブティーを重点に
単なる飲み物や嗜好品だけではなく魔術や魔法で使う物
ゲストの属性にあったものを出す事を心がける

画像4


4人目の船員

こいつがヘビーメンタルバンドの最強にして最重要メンバー
板橋のグループホーム、フェスボルタ、障害者就労支援センター、GPC、地下アイドル物販やオフ会,etc.スクバに収まり何処でもついて来てくれる頼もしい相棒。
45rpmが48rpm辺りになっちゃうもご愛敬だし何なら下手な交換針よかチープで愛いやつ

画像10


画像41


画像13

画像14

画像15

画像16

4人の写真を撮る余裕なんてなかった

開演前この状態で既に感極まってるこんな感じ


船員が揃ったんで

出港

まさに海のものとも山のものともわけわからん


チケット

画像6


予め会場あてに送っておいた段ボール箱

画像12


画像17

ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド「贈り物」朗読に挑む
宇佐蔵べにの雄姿

何年先かそれは今日かも知れないけどルー・リードに逢う日に土産話として自慢してやるのだ

ルー、あんたの書いた詞を二十歳の女性アイドルが朗読する時代になったんだよ日本は

てね

画像27


20190126贈り物LIVE001


ト書きのムチャぶりにも見事に応えていただき

冒頭のきゃぴきゃぴ(死語?)したタイトルコールから

中盤、苛立ってキレまくる場面

もちろん一人3役である

段ボール箱が放り出される場面では当方で大袈裟に箱を叩くが動じもせず

淡々と朗読が進む

あの甘美なまでに凄惨なエンディングに向け


エンディングの残虐な場面を冷徹かつ無機質に語り終える

曲が先に終わったけど結果的に良かった。

静寂の中で「穏やかで眩しい朝日」と語り終えるうさべにさんの声の余韻

今でも鳥肌もの


だてに あヴぁ階段ゆう修羅場をくぐり抜けてないなおぬし!


解体ショー

さて、ここからはパーティに立ち返って

「LADY GODIVA'S OPERATION」で描写されてる脳外科手術(ロボトミー)をイメージした解体ショー

頭部よりデカい一升パンに入刀、血液に見立てた食用の血のりやイチゴシロップ、ケチャップをぶちまけるという趣向

可能であればカリフラワーなんかもあしらいたかったほどだ

ここは

画像29

(前年8月、沖縄電子少女彩生誕祭での一升パン)


執刀の沖縄少女彩18歳JK3無免許
周術期管理計画なし

ゆうプロフィール設定でこの人

画像2

画像3


画像25




第1部終わり、寄港(休憩)の後半で「I HEARD HER CALL MY NANE」がフロアに放たれ船員が戻って来る

再び、出港

遂に念願の

「SISTER RAY」ノイズセッション

画像26


画像19

画像20

レコード越しのテルミンを操るうさべにさん雄姿




アンコールは「WHITE LIGHT / WHITE LIGHT」「THE GIFT」ノイズセッションでも一度

18歳JK3と新成人のやることじゃないなこれ

ケダモノ化した彩ちんと対照的にノリノリでリラックスうさべにさん
この二人に例えば渋谷センター街とかですれ違いたくない、、、

DSCF0004 - コピー (3)

これがR18版WLWHトリビュートの顛末




当時は18歳JK3だった沖縄電子少女彩のあて書きでオリジナルにより忠実な日本語訳を朗読してほしいものだ

や、3人による朗読劇も面白いぞ

あーなら始発待ちのメンバーにも参加してほしいし!

そしてうさべにさん参加のもと全曲フルセッション

オープニングのタイトルナンバーは当初の構想通り

ア・カペラで、とか


ま、気長に待つとしよう

妄想¥0


蛇足ながらTHE VELVET UNDERGROUND「WHITE LIGHT / WHITE HEAT」は
スピード(アンフェタミン)の作用がテーマなのだけど
アンフェタミンが抗うつ剤だったってことを知ったのがあのパーティの頃だ

画像9

反省することが1mmもない3人の反省会at富士そば赤羽駅前

画像8
うさべにさんに敬意を表し



リリース51周年ゆう実に中途半端な時期ではあったが

今思えばあらゆる点であの時しかできなかった数々のこと

あの場、あの時間が宝物かつ財産であり続けることは間違いない贈り物


画像18





告知画像フォトセッション(「Aさんの庭」にて)

画像30

画像31

画像32

画像33

画像34

画像35

画像36

画像37

画像38

画像43

画像44

画像45

画像40

画像42


画像39

画像46

画像47

画像48

画像49



「贈り物」オリジナル日本語詞

「贈り物」詞01

「贈り物」詞02

「贈り物」詞03

「贈り物」詞04




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?